内容説明
もっともっと旅行も食事も楽しくなる―年間120日以上を海外で過ごす筆者が、ガイドブックに載らない旅と味のツボを伝授。「正月休みの上手な使い方」「パック旅行の利点と欠点」「北京ダックは北京にあらず」「ミシュランも知らない隠れワインの味」等々。寸暇を惜しんで出かけるのだから、旅は豊かに味わいたい。海外旅行の初心者も、味にこだわる食通も鞄の中にこの一冊。
目次
寸暇を惜しんで海外旅行
夫婦で海外旅行は二週間が限度
水の都バンコクが好き
夜のバンコクはサムロに乗って
ブリュッセルはパリに次ぐ食都
イスタンブールはまた行きたくなる町
海外旅行で白タクに乗るのはタブー
旅慣れていても団体旅行を利用するわけ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
35
非常に旅慣れしている感じの文章。パック旅行は苦手~なイメージでしたが開発途上国に行くときは安全面で便利なのですね。2017/09/10
HIRO1970
25
⭐️⭐️⭐️邱永漢さんは既に鬼籍になられましたが、本物を触ってから物を言う、数少ない大人として、いつも手に取るのを楽しみにしています。東アジアのお金持ちで実業家で表社会の実力者であった著者のいわば天衣無縫とも言える至言の数々は24年も前の本書を今読んでも色褪せない事に誰もが気付くと思います。物事の捉え方の時間軸の長さや複眼的着眼点に毎度ながら揺るぎ無い本当の見通す力を感じます。アジア好きの方々には特にオススメします。2015/03/15
Tadashi_N
3
贅沢旅行記。2011/10/20
ぴちゃん
2
わたしが生まれる前から連載されていたエッセイだけど、楽しく読めた。 贅沢三昧の旅だけれど、不思議と羨ましい!ニクイ!とはならない。頭が良い人の旅の仕方を覗けて新鮮な気持ちになった。2022/09/30
みくに
2
別次元、来賓扱いの旅ですね〜。解説を林真理子さんがしててホッとしました(笑)