新潮文庫<br> ただの歌詩じゃねえか、こんなもん

新潮文庫
ただの歌詩じゃねえか、こんなもん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101353012
  • NDC分類 767.8

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

33
サザンオールスターズ、初期のアルバムから歌詞が桑田佳祐の解説とともに紹介されている。何気なく聞いているサザンの曲も売れ出した頃は、なんとも不思議な日本語感で、今改めて歌詞を読んでみると歌詞の意味云々よりむしろ桑田佳祐の情熱や欲望が込められているのではないか。当時、大学の日本語を研究している学者が「あれは日本語ではない、文法的にもメチャメチャだ・・」という論争があったことを思い出した。月日が経てば、もう笑い話でしかない。そういう自分も今の歌にはとてもついていけない。若さは音楽の基本ということのようだ。2014/10/13

坊っちゃん

9
★★★ 昔読んだ本の再読。積ん読本が雪崩を起こした時に奥の方から出てきました(笑)。『熱い胸さわぎ』(78年)から『綺麗』(83年)までの各アルバムごとの桑田のコメントと全歌詞を掲載。サザンファンにとって『ロックの子』が聖典ならばこちらは入手しやすい定番の本…かと思ったら中古価格が意外と値上がってるのねえ…。(コメント:2019/07/14)2019/07/14

あじさい

5
カラオケではベタベタにモノマネをして仲間にウンザリされるレベルのコアなファン(自称)。デビュー当時から「何でもあり」路線はブレていない。いかにも「らしい」スタイルに固執するのではなく「音楽とは楽しむもの」を基盤にしている。洋楽サウンドに古典落語の言い回しを乗せてみたり。。およそ結びつかないようなものを組み合わせることで、新しい音楽を生み出し、いわゆる「サザンサウンド」を形作ってきた。当時の桑田サンは、かなりトガッていたようで、思いを赤裸々に綴るあまり、どギツイ発言も多数。とても、ここでは書けマセン。2015/08/08

Hiro

4
サザンオールスターズのファンになって二十数年が経過したここ最近、誠に恥ずかしいことながらボーカルの桑田佳祐さんが本を出版している事を初めて知った…。しかも書店ではなくたまたま新潟において外で古本市場に行った際に発見という。。まぁ本も出会いと思っているので、今が出会い時なのかなと開き直って読み始める。うん、面白い!リズムミカルにテンポよく最初から最後まで読むことが出来た♪ひとつの事に秀でている人というのはほかの事をやっても一流なのだなと痛感しました。2018/09/18

Hiroki

2
mybook 図々しくシタリ顔でスカシっ屁…は永田町・霞が関の住人たち。笑みの漂う若干の間抜け顔でも、やってるこたぁ凄いの一字がこの人。多分ご本人は脂汗をダラダラ流し、苦吟苦吟で絞り出してるのだと推察しますが、そんなことはオクビニモ出さない。「やっちゃいました、もうやっちゃんたんだから(笑)」と言いながら眼は真剣そのものの佳祐ちゃん。誰よりも自分が楽しむ&やりたいこと、が時代の一歩先にある…まさに天才ケースケなのであります。この人の言葉づかいってウムムの連発。例えば6thアルバムの「かしの樹の下で」とか。2023/07/12

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