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新潮文庫
病気は自分で治す―免疫学101の処方箋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101350318
  • NDC分類 491.8
  • Cコード C0147

内容説明

人間の体にはすばらしい自己治癒力がある!その仕組みを活かすために必要なことは?医者にかかっているのになかなか治らない慢性疾患を抱えている人、薬での対症療法に頼りすぎている人は、自分の病気の原因は何なのか、食事の習慣や生活全般を見直すことが必要。病気は体のクセや偏りを知り、生き方の無理を正す機会でもある。体本来の力を活性化する、免疫力の生かし方を専門家がやさしく解説する。

目次

第1章 からだの仕組みを理解する(多細胞生物としての人間;「調節系」の基本は「自律神経系」 ほか)
第2章 病気の成り立ち(働き過ぎ病=血管免疫芽球性リンパ節症;リンパ球のガン=悪性リンパ腫 ほか)
第3章 病気は自分で治す(「抗ガン剤」は「発ガン剤」;2割の法則 ほか)
第4章 健やかに生きるために(太陽の力;時代とともに問題は変化する ほか)

著者等紹介

安保徹[アボトオル]
1947(昭和22)年、青森県生れ。東北大学医学部卒業。アメリカ・アラバマ大学留学中の’80年、「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を作製。’89年、胸腺外分化T細胞を発見。’96(平成8)年、白血球の自律神経支配のメカニズムを解明。2000年、胃潰瘍の原因が胃酸であるとの定説を覆して注目される。200を超える英文論文を発表し、国際的に活動。現在、新潟大学大学院医歯学総合研究科教授(国際感染医学・免疫学・医動物学分野)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆー。

1
病気から逃れるための12ヶ条(p153)がこの著書の要点。 書かれてるのは、生活習慣(食事・睡眠・運動)をきちんとしなさいよ、という話し。2017/01/31

くらぴい

1
安保先生の、免疫学による病気にならない考えと実践の集積です。

bittersweet symphony

1
安保徹さんの著作はNHK人間大学の免疫に関するテキスト以来です。この本でも前半は学術的な話が多目ですが、中盤以降は、本書のメインテーマである、成人病・生活習慣病に大きくカテゴライズされるような現代的な疾病は、基本的に人間が本来持っている免疫・自律神経システムが自然に働く環境下であれば、自然に治癒していくものであること(そして対症療法的な今の医療は根本的な解決にならないこと)を繰り返し説いています。2008/08/31

Tomomi Yazaki

1
B級 言わずと知れた免疫学の権威の書。現在の医学は病気を治すのではなく、病状を抑えることに重きを置くが、これが実は完治を遅らせ、延いては逆に病状を悪化させる。これを知るだけでも、病気に対するしっかりとした心構えや気持ちにゆとりを持つことが出来る。この本からは、病気を治すこと通じて、人としての生き方を学ばせてもらった。 ちなみに、安保先生も藤田鉱一郎と友人だったことは、この本で初めて知りました。藤田センセも顔が広いですね。2014/02/18

なちょす

1
いつもハイテンション、しょっちゅうダウンする自分は交感神経優位だったのだなぁ、と思った。2012/05/31

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