新潮文庫<br> ニッポン居酒屋放浪記 疾風篇

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新潮文庫
ニッポン居酒屋放浪記 疾風篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 306p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101333328
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0195

内容説明

東へ西へ、旅を重ねていよいよ極めん居酒屋道。高知、山形、長崎、横浜、徳島、函館、鹿児島、大分、水戸、富山、そして東京下町で、今宵も高まる「さあ飲むぞ」気分。酔うほどに街の景色に自分がゆったりと馴染んでいく、その心地よさこそまさに居酒屋の醍醐味―。暖簾のむこうに待つ至福のひとときを求めて、太田和彦は今日も往く。絶好調の全国居酒屋探訪記、第二弾登場。

目次

高知の初カツオと網タイツ
山形で玉コンニャクに想いふさがれ
長崎、皿うどんに邪恋うずまく
横浜、アクアビットに霧笛ながれて
徳島でスダチしぼれば踊り子ひた寄せ
函館のイカソーメンに背筋つめたく
鹿児島の夜のキビナゴはひとこと多い
東京下町、湯豆腐が奥歯にしみて
大分でフグの肝に念仏となえ
水戸の土産は納豆、でしょうが!
富山の昆布〆とガンコ親父たち

著者等紹介

太田和彦[オオタカズヒコ]
1946(昭和21)年生れ。グラフィックデザイナー。東北芸術工科大学教授。本業のかたわら、日本各地の古い居酒屋を訪ね、いくつかの本に著す
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

3
2008/9/17 Amazonにて購入 2009/2/1~2/10 全国放浪記の第2弾。朝からこんな本を読むと酒を飲みたくなってしまう。 今回は、高知、山形、長崎、横浜、徳島、函館、鹿児島、東京下町、大分、水戸、富山。7年間住んでいた山形では、梅そばやあらきそば、味山海などがでてきて懐かしかった。行ったことがないのは、函館、鹿児島、大分か。解説の川上弘美さんも書いていたが、文体がいいんだよなぁ。今、サンテレビで土曜日19時から放送も再開した。見逃さないようにしなければ2009/02/10

mitsu

1
居酒屋放浪記の2作目で、少しなれた感じで各地方、東京の居酒屋や食べ物の語りをしてます。著者の気持ちが感じられる内容は悪くないと思います。2018/11/17

Machida Hiroshi

1
ニッポン居酒屋放浪記の第2弾です!太田和彦さんと若い編集者が二人で地方に出かけて行って、行き当たりばったりで食堂や居酒屋に入って、食べ物やお店の人の様子と自分たちの感想を綴っていくスタイルです。太田和彦さんの一人称語りに、プラス三人称で編集者の目線が入るところが特徴ですね。語り口は軽妙洒脱で面白く、いつもながら、これほどの酒の達人にして残念な居酒屋にも入ってしまうというところが、ますます愉快です!僕はこんな風に出版社の金で飲みに行くことはできないし、失敗したく無いので、つい調べちゃいます。2015/11/09

ホイ

1
さすが太田和彦さん。ユーモアありながら酒の話もしっかりしている。テレビで拝見したことはないがとてもためになった。中でも私の出身地の富山県がよかった。店主の雰囲気、店の風格などとてもよく伝わってくる作品である。違うシリーズも読みたい2014/07/22

leogg

1
居酒屋放浪記の第2弾。名居酒屋を紹介する本では無く、「居酒屋巡り」というよりは居酒屋巡りの「旅」を記した本。入る居酒屋に当たりもあれば外れもあるのが面白い。ただ、毎回出てくる「同行者」の振る舞いは若干、鼻につくような所もある。2012/12/24

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