新潮文庫<br> 河童が覗いたインド

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新潮文庫
河童が覗いたインド

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  • サイズ 文庫判/ページ数 289p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784101311036
  • NDC分類 292.5
  • Cコード C0195

内容説明

インドは広く、そして深い。インドを覗くと、何が見えてくるのか?人一倍の好奇心と行動力で“覗きの河童”がスケッチブックと巻き尺を携え、インドの大地を這いまわった。下痢にもめげず、熱射病も乗り越え、体験したものは…。細密イラストと手描き文字で、浮かびあがらせたインドの素顔。上から下から斜めから、“生き生きインド”が見えてくる。空前絶後のインド読本決定版。

目次

カルカッタ
聖なる河
聖なる牛
カジュラホ
アグラ
タージ・エクスプレス
デリー
カースト制度
再びデリー
ボンベイ
ハイダラバード
マドラス
カーンチープラム マハーバリプラム
マドゥライ
鉄道の旅
最南端
コーチン
マイソール
バンガロール
アジャンタ エローラ
ウダイプール
ジャイプール
スリナガル

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

232
ヨーロッパ篇に比べると、人を描いたものが多いという印象。また、見慣れたせいもあってか、前作ほどには絵に驚きを感じなかった。そうはいっても、表紙のタージマハールの絵をはじめ、余人の追随を許さないものであることは確か。合わせて、いつもなかがらに練達した文章を読む楽しみも。あとがきでも強調しているが、インドはあまりに広くて多様だ。たとえ1年いたところで、これがインドだとは言えないのだろう。だから、「河童が覗いた」というタイトルには、まさにそうした謙虚な旅人の姿勢が現れていて、その点でも好感が持てる本だ。2014/12/09

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

39
観光地ではないインドの諸地域を周りながら様々なトピックを探求しており、当時の日本人はほとんど知らなかったであろう「インド」を教えてくれる。 舞台美術家でもあり、パースをきちんととった俯瞰図も特徴的。 かなり鮮明に描かれていて当時のインドの様子が鮮明に伺える。2019/07/02

まい

34
患者さんが教えてくれた本、高校生の時に読んで人生が変わったって、世界に羽ばたいた彼女。アメリカでしばらく雑誌の編集されていたそうです。 何度も挫折しながらやっと読了、日本とは環境がかなり違うことだけはわかりました。しかし、手書きの文字と絵には脱帽。2023/04/01

can

30
河童さんのバイタリティー、画力、ワクワクを掻き立てる文章力でもうお腹いっぱいの一冊。とにかく情報量が多い!インドの歴史や文化についても深く調べられていて、一度では消化しきれません!とにかくインドとは多様性の国、というのがとてもよく伝わった。あとがきの「インドが抱えている問題は、世界が抱えている問題と同質」という言葉が心に残った。確かに、楽しい事ばかりでなく、差別や貧富の差や人口増加など、リアルに描かれていました。河童さんが訪問してから30年余りが経ったけど、今のインドはどう変わっているのか、気になる所。2015/08/21

ごま

29
大学生の頃から何度も読んでいる本。再読。河童さんのスケッチの細かさに何度読んでもため息が出てしまう。寺院のスケッチの緻密さには驚きです。そして好奇心がすごい!特にお弁当箱の描写、お札の種類、沈黙の塔のページが好きです。細かすぎて、続けて読んだらちょっと目が疲れました(>_<) いや、歳のせいか?!2013/06/03

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