新潮文庫
黒い報告書エクスタシー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 274p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101310084
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「週刊新潮」の人気連載が一冊に。男と女の欲望が引き起こした実際の事件を元に、官能シーンたっぷりに描かれるレポート全16編。

愛欲と金銭欲。その二つが絡み合ったとき、人は犯罪の罠に堕ちていく。脚フェチのストーカーによる歪んだ復讐。指名手配中の逃亡犯と寂しい女が過ごした愛欲の日々。保健室で繰り広げられる女教師と女子高生の禁断の戯れ。ネットで集結した卑劣な痴漢集団の末路。手下を操り殺人を繰り返す女の、恐怖の一代記――。実際の事件を元に濡れ場たっぷりに描く、「週刊新潮」人気連載傑作選。

内容説明

愛欲と金銭欲。その二つが絡み合ったとき、人は犯罪の罠に堕ちていく。脚フェチのストーカーによる歪んだ復讐。指名手配中の逃亡犯と寂しい女が過ごした愛欲の日々。保健室で繰り広げられる女教師と女子高生の禁断の戯れ。ネットで集結した卑劣な痴漢集団の末路。手下を操り殺人を繰り返す女の、恐怖の一代記―。実際の事件を元に濡れ場たっぷりに描く、「週刊新潮」人気連載傑作選。

目次

黒い報告書とは
「宅配業者」を装った異常性欲者の「獲物狩り」(青木理)
「恋人の犬」に成り下って舐めつづけた男の「舌人形」(桐生典子)
「閨房の乱れ」を悟った夫の妻を抱けない「夜の不満」(降籏学)
「モトカノ殺害」で疑われた独身記者の「晴れない梅雨空」(井口民樹)
「全裸緊縛」で監禁された女子大生の「脱出顛末」(島村洋子)
「快楽のボタン」を押されて人生を誤った「マリオネット」(日高恒太朗)
「九尾狐の匂い」に身を委ね肝を食われた男の「嵌め殺し」(久間十義)
「部下の生脚」に焦がれた経理部長の「果たせぬ思い」(藤井建司)
「年下の上級者」に解かれた女性教師が「封印したもの」(杉山隆男)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じいじ

79
この「黒い報告書」シリーズは『週刊新潮』で1960年から連載された名物企画だったらしい。初期には、当時の人気作家だった新田次郎や水上勉らも執筆していたとのこと。さて今作は16名のアンソロジー。そのうち読んだことのある作家は、岩井志麻子だけだった。読みはじめると、エロさもさることながら、血なまぐさいグロい内容に耐えられなかった。16篇のうち最後まで読めたのは、半分の8作だった。このシリーズは2作目、もう1冊積んでいますが、これでギブアップいたします。2022/09/11

GAKU

39
長編の箸休め代わりに、少しづつ読みました。2020/03/25

とも

15
実話を元に書かれた16編の短編集。実話だけに変な脚色は必要無いけどアッサリし過ぎかな。 ただ実話に基づいたチョットエロい小説なだけ。他の「黒い報告書」シリーズも積読本にあるけど、読むんはまだまだ先やな。2017/09/18

メルモ

15
実際にあった事件を元に「週刊新潮」で連載された「黒の報告書」。様々な人気作家や執筆者が各々の作風を存分に発揮した、男と女をめぐる欲望と戦慄の16の事件簿。2014/06/17

たか

8
実際の事件を作家が小説風に書いた短編集。 なかなかと楽しめた。2016/12/18

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