新潮文庫<br> 風と行く者―守り人外伝

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新潮文庫
風と行く者―守り人外伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101302850
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

つれあいの薬草師タンダと草市を訪れた女用心棒バルサは、二十年前、共に旅した旅芸人サダン・タラムの一行と偶然再会する。魂の風をはらむシャタ〈流水琴〉を奏で、異界〈森の王の谷間〉への道を開くサダン・タラムの若い女頭エオナは、何者かに狙われていた。再び護衛を頼まれたバルサは、養父ジグロの娘かもしれないと気づいたエオナを守るため、父への回顧を胸にロタ王国へと旅立つが。

内容説明

つれあいの薬草師タンダと草市を訪れた女用心棒バルサは、二十年前、共に旅した旅芸人サダン・タラムの一行と偶然再会する。魂の風をはらむシャタ“流水琴”を奏で、異界“森の王の谷間”への道を開くサダン・タラムの若い女頭エオナは、何者かに狙われていた。再び護衛を頼まれたバルサは、養父ジグロの娘かもしれないと気づいたエオナを守るため、父への回顧を胸にロタ王国へと旅立つが。

著者等紹介

上橋菜穂子[ウエハシナホコ]
1962(昭和37)年東京生れ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究中。著書の、『孤笛のかなた』(野間児童文芸賞)の他に、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、バチェルダー賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞)、『夢の守り人』(路傍の石文学賞)、『神の守り人』(小学館児童出版文化賞)、『鹿の王』(本屋大賞、日本医療小説大賞)などがある。2002(平成14)年「守り人」シリーズで巌谷小波文芸賞受賞。’14年国際アンデルセン賞作家賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ミュポトワ@猫mode

136
風と行く者、読了しました。本編はすでに完結しているので、外伝としての位置づけになるのかな。作者はこれを一時期お蔵入りにしていたようですが、わからないでもない。これは、本筋から見るとだいぶ変わっていて、大きな心境や環境の変化がないと書けないものだと思う。守り人シリーズも、もう25年以上経過しているんですってね。そりゃ大きな変化も起きますわ。っで、この本の最後、良かったなぁ。良いハッピーエンドで終わってくれて良かったです♪またこの守り人シリーズの新作、出ないかなぁ。この世界はどれを読んでもホントに大好きです!2022/09/29

ひさか

122
2018年12月偕成社刊。書き下ろし。2022年8月新潮文庫化。何年ぶりのバルサと邂逅だろう。長編の中で、16歳のバルサと36歳のバルサが登場する関連する2つの興味深い話が語られる。強固で緻密な守り人の世界観というのは、別格で、今回もバルサや他の人の言葉のあちこちに守り人世界のことわりがたくさん登場した。面白くて夢中になります。2022/12/08

あきぽん

109
御両親を看取った上橋先生が紡ぐ大人の物語。過去は変わらない、死者の時間は進まない、でも自分が年を重ねて変わるとそれらに対する新しい視点と発見が生まれ、末来への原動力となる。過去も死者もそういう意味で「生きて」いるのだ。物語も同じ。だから再読の価値があり、物語も「生きて」いる。2022/09/07

やっちゃん

89
外伝にしては世代を跨いだ力作。人間関係理解するのに大変だったがミステリ調なのもあって楽しめました。自分の考えにとらわれ行き詰まった時には他人の意見を聞いてみるって大事ですよね。シリーズを短期間で読み通しましたがとても良かった、アニメやドラマも観たい。2023/04/11

mayu

84
守り人シリーズ外伝。まずは、またバルサに会えたことが嬉しい。バルサはまだ少女の頃、ジグロとともに、風とともに流離い歌と踊りで鎮魂するサダン・タラムの護衛をしていた。時はめぐり、再びサダン・タラムと旅をすることとなる。今はもう会えない人々。バルサとジグロは本物の親子以上に親子だった。バルサの中にはジグロと一緒に過ごした時間が生きている。時を経たからこそ気づけたこと。厳しさの裏にある慈しみや愛、教え導いてくれた時。弔いとは、亡き人の想いを胸に宿して生きること、次に伝えていくことなんだと感じた。2022/08/15

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