新潮文庫<br> 神の守り人〈上〉来訪編

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新潮文庫
神の守り人〈上〉来訪編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101302768
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

女用心棒バルサは逡巡の末、人買いの手から幼い兄妹を助けてしまう。ふたりには恐ろしい秘密が隠されていた。ロタ王国を揺るがす力を秘めた少女アスラを巡り、“猟犬”と呼ばれる呪術師たちが動き出す。タンダの身を案じながらも、アスラを守って逃げるバルサ。追いすがる“猟犬”たち。バルサは幼い頃から培った逃亡の技と経験を頼りに、陰謀と裏切りの闇の中をひたすら駆け抜ける。

著者等紹介

上橋菜穂子[ウエハシナホコ]
1962(昭和37)年東京生れ。川村学園女子大学教授。オーストラリアの先住民族アボリジニを研究中。著書に、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)の他に、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、バチェルダー賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞)、『夢の守り人』(路傍の石文学賞)、『神の守り人』(小学館児童出版文化賞)などがある。2002(平成14)年「守り人」シリーズで巖谷小波文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zero1

409
【死ぬべき人間】は存在する?ロタ王国を舞台に差別や南北問題などを絡めた第5巻。用心棒バルサは人身売買の危機にあった少女アスラを救う。この巻では地味だがタンダの矜持が光った。タンダとチキサを人質に取られたバルサは救出に向かうものの罠が待つ。彼女を待つのは生か死か?王家と距離を保つ【タルの民】とは?神話と歴史に人はどれだけ縛られる?神話に嘘が含まれていないと誰が断言できる?これは今も残る大問題。交易を装ったタルシュ帝国の魔の手が迫る中、王ヨーサムと弟イーハンの悩みが深い。再読なのにドキドキ。帰還編に続く。2020/02/08

抹茶モナカ

338
自分の幼少期と重なるようなアスラを助け、女用心棒のバルサが活躍する。しかし、アスラは神に選ばれし者であり、善なのか、悪なのか、わからない存在。このシリーズは、やはり、バルサが登場すると引き締まる。何処か、『鹿の王』と似てるような。上橋菜穂子さんの手癖なのかしらん?2015/07/10

どんちん

308
何気に気に入っている守り人シリーズ。異世界ファンタジーというのだろうが、ファンタジーはなかったなw それともこういうのをファンタジーというのだろうか。上巻だったので、伏線が張り巡らされた的な気配を感じたw さて、この二人の恋愛進行には、全く期待はできないが、二人の絆には今回も期待どおりであった。見えない敵とどう立ち向かうか、楽しみな展開をしっかりと期待させる上巻であった。その期待と勝手に気配を感じた伏線wの回収を期待して下巻に!2014/04/16

absinthe

294
少数民族を弾圧する国家。でも少数民族ももっと弱い民族を苛めていた。人間の深い業の連鎖に涙。この話、特に面白い。今回はバルサの腕が冴え渡り、戦いの場面の連続。出し惜しみのないアクション!。冒険はこうでなくっちゃと思わせる。闇の力を秘めた少女を連れ逃げるバルサと、阻止しようと追うものたち。あの第一作を思い出す逃亡劇。舞台となるロタ王国の秘密や歴史も面白いし、呪術師たちの新たな技も面白い。だんだんに世界が膨らんでいくさまは読んでいて楽しくなる。2019/10/14

kariya

274
バルサ編。タルはロタ王国で忌避される民、その兄妹を救ったバルサは妹アスラの持つ不思議な力に気付く。ロタ建国の秘史に関わるらしき力を巡り、かかる追っ手からバルサはアスラを守ると決意する。それぞれの国の特徴、風習や食物など全てがしっかり異世界として構築されているので、まるでその場にいるようにバルサとアスラの逃避行にはらはらする。為政者に都合よく編纂されただけでなく、幾重にも伝えられる異なる歴史。その真実は、力をもたらしたものの正体は、そしてアスラの運命は。全ての謎を追うように次巻へ。2009/08/09

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