出版社内容情報
お正月、桜、蜩の声。思わず口ずさみたくなる、日本の美を捉えた古今の名句、名歌。『折々のうた』の著者による至福の歳時記。
大きな節目を皆でいっせいに迎える、おごそかでめでたいお正月。日本人の美意識に深く根差した桜の花。夏にかかせぬ青空に響く蜩(ひぐらし)の声。実りの秋に詠まれた恋。孤独な心に滴る酒――。詩情あふれる言葉で書きとめられた、時を経ても変わることのない日本人の心、そして芭蕉、子規、漱石、虚子についての珠玉の論考。古今の名句・名歌に彩られた、『折々のうた』の著者による至福の歳時記。
内容説明
大きな節目を皆でいっせいに迎える、おごそかでめでたいお正月。日本人の美意識に深く根差した桜の花。夏にかかせぬ青空に響く蜩の声。実りの秋に詠まれた恋。孤独な心に滴る酒―。詩情あふれる言葉で書きとめられた、時を経ても変わることのない日本人の心、そして芭蕉、子規、漱石、虚子についての珠玉の論考。
目次
芝生の上の木漏れ日(一月―齢を重ねる;二月―つぶらかな声;三月―交替する時間;四月―桜は「生命力」;五月―いい風の吹くことよ ほか)
虹の橋はるかに…(芭蕉の臨終;正岡子規の頭脳;アンソロジストの系譜;子規と漱石の友情;漱石のアイディアとレトリツク;俳人・漱石の魅力;愉快な虚子)
著者等紹介
大岡信[オオオカマコト]
詩人、評論家。1931(昭和6)年静岡県三島市に歌人大岡博の長男として生まれ、中学時代から作歌・詩作を行う。東大国文科卒。読売新聞社外報部記者を経て、明治大学、東京芸術大学で教鞭を執る。’79年から朝日新聞に連載した「折々のうた」で菊池寛賞を受賞。’95(平成7)年恩賜賞、日本芸術院賞受賞。’96年朝日新受賞。’97年文化功労者。2003年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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