新潮文庫<br> 迷走日本の原点

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新潮文庫
迷走日本の原点

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  • サイズ 文庫判/ページ数 278p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101272238
  • NDC分類 304
  • Cコード C0130

内容説明

政府も国民も自立した国家意識が欠如し、金融、外交等、あらゆる分野で混乱と腐敗が進行する日本。現代日本の迷走の原因は、戦後政治の舵取りにあった。すべての過ちの原点を戦後史のなかに暴き出し、新しい世界の枠組みのなかで日本の未来を展望する。桜井よしこ、魂の直言集。

目次

自立的日本人をつくるために
行革を骨抜きにする官僚たちの反撃
経済至上主義が日本を呪縛する
生き残った系列システムの毒素
憲法改正がいつも挫折する理由
税制が日本人の自立を阻んでいる
平等教育が学校を崩壊させた
国籍と参政権を曖昧にするなかれ
防衛意識が育たないこれだけの理由
国益を見失って久しい外務官僚
バラマキ農政のアリ地獄ふたたび
フリーター200万人の漂流

著者等紹介

桜井よしこ[サクライヨシコ]
ベトナム生れ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、現在フリー・ジャーナリスト。『エイズ犯罪・血友病患者の悲劇』で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Cota

4
古本で購入。最近は佐藤優の本ばかり読んでいるので、別の視点が欲しくなって読んだ本の一冊。十年以上前の本だが、基本的に各分野の戦後の流れを追って「迷走」の原点を論じているので問題ない。まあ、3.11以前というのはともかく、小泉政権や9.11以前というと、とてつもなく大昔のように感じられる。民主党がアレだったのは骨身にしみたが、自民党だってタイガイであったというのを思い出させてくれる。2015/03/20

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