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新潮文庫
帝都東京・隠された地下網の秘密

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  • サイズ 文庫判/ページ数 430p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101263519
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0195

内容説明

我々は、果たして東京の真実の姿を知っているのか?眼に見えぬ地下網の実態は、「帝都」時代から厚いベールに包まれたままではないのか?限られた資料を細大漏らさず収集、そして取材、分析することによって、地図には記載されない地下鉄の存在が炙り出され、あるはずのない大地下網の存在が明らかになってゆく。我々に残された最後にして最大の謎に挑む、ノンフィクションの傑作。

目次

序 七つの謎
第1章 入れ換えられた線路
第2章 一等不採用
第3章 知られざる東京の地下
第4章 地下は新宿を向いていた
第5章 二〇〇ヤード
第6章 戦前、ここにも地下鉄が走っていた
第7章 帝都復興
第8章 東京の下にはもう一つの東京がある

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

227
東京の人間ではないのであまり興味なかったけど、ほとんど推測の域を出ていないような気はするし、分かったからどうなるというのも別にない虚しい感じがした。2016/06/04

James Hayashi

30
流し読み。読めば読むほど深まる謎。地下鉄建設前から地下網の存在が見て取れるが、著者が個人で調査するごとに厚い壁に狭間れる感じ。国立図書館、営団地下鉄、水道局などなかなか開示しない。時は流れるがこの秘密主義は不気味なほど。結局仮説類推の域を出ておらず、読み終えてもスッキリしない。 個人的にはM資金が保管されているとか、天皇や内閣のシェルター。まさか南京事件の遺体が隠されているとかはないだろう。2017/07/18

ジュール リブレ

17
地下鉄通勤者なので、ちょっと気になって。村上春樹本とかでも、地下には、いろんな不思議があって。でも、内容的には、もう少し詰まっていない感じが残念でした。ちょっと掘り下げきれなかった感じ。2010/08/22

KAZOO

15
読み物としてはおもしろいと思いますが、結末がありきたりな感じがしました。題材が結構面白そうな感じがするのでもっと、突っ込んでくれtらもっと興味深いものになったと感じています。2014/01/04

ヤギ郎

13
東京の地下に巨大な迷宮があってもおかしくないだろうか。地下鉄利用者(特に本書に登場するエリアの土地勘がある人。)は楽しく読める一冊。筆者の着眼点がおもしろい。建築・地図分野からのアプローチと昭和史に登場する大物の言行録からのアプローチをとっている。本文中に挟まれる会話劇がよくわからない。フィクションっぽくなっているところもあって、やや残念。東京の地下については、筆者の推測によるところが大きい。真実が明るみになることを期待したい。昭和史有名人物の参考文献表は重宝しそう。2019/09/04

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