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新潮文庫
らんぼう

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101260310
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

185センチ・柔道部出身の「ウラ」、小柄ながら空手有段者の「イケ」。凸凹刑事コンビの共通点はキレやすく凶暴なこと。検挙率は署内トップだが無傷で彼らに逮捕された被疑者はいない。ヤクザもゾクもシャブ中も、彼らの鉄拳の前ではただ怖れをなすばかり。情け無用、ケンカ上等、懲戒免職も何のその!「最凶最悪コンビ」が暴走する痛快無比の10篇。

著者等紹介

大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956(昭和31)年、名古屋生まれ。’79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞する。’91(平成3)年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞。’94年『新宿鮫・無間人形』で直木賞受賞。エンターテインメント小説界に話題作を次々と送りこんでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mr.lupin

48
大沢在昌さんの著書初読み。刑事の「ウラ」と「イケ」の凸凹コンビの10編からなる短編集。とにかくこの二人は強い。誰彼構わずにぶっ潰す。恐いもの知らず。検挙率は暑内トップだが無傷で彼等に逮捕された被疑者はいない。とにかくスピード感もあってメッチャ読みやすかった。ただ読みやすかった反面、内容がチョッとスカスカだったような。大沢さんの他の作品もぜひ読んでみたい。 ☆☆☆★★2020/08/31

ばりぼー

37
15年ぶりの再読。大男で柔道部出身の大浦(ウラ)と小柄ながら空手の達人の赤池(イケ)の凸凹最凶刑事コンビが活躍する短編集。とにかく痛快!ほとんどスーパーヒーローですね。憧れてしまいます。大沢さんのキャラでは、私は正統派の鮫島(新宿鮫)より好きです。悪い奴はぶん殴って逮捕するだけという実にシンプルな話ばかりで、リアリティはゼロ、街中で拳銃をぶっ放す「西部警察」といい勝負かも。今時警察がこんなことしたら、懲戒免職は必至です。どの話も鬱憤晴らしには最適ですが、なかでも少年目線の「おっとっと」が秀逸で笑えます。2013/10/29

洋子

21
もうなんだか、はちゃめちゃ、でもただ、ただ楽しんで読めました、2018/08/03

大地

18
イケとウラの最強最悪コンビ。めちゃくちゃやけど人情があって面白かった。とにかくイケとウラのキャラがいい!!スカッとする一冊。2014/05/24

ドナルド@灯れ松明の火

18
いや~面白かった。久しぶりの大沢さん。こんなデカがいたらいいなぁとまで思ってしまう。とにかく痛快で、今朝2時まで読んで会社の帰りに飲み屋で読了。解説が西原理恵子さんの漫画で、しかも彼女の作品の中に登場する金角銀角が本作のモデルだということに、にやりとした。太極宮のメンバ宮部さんとのツーショットもこれから出稼ぎに行く福建省の兄妹に例えたりして解説でまた笑ってしまった。2013/08/19

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