内容説明
女はなぜシワを恐れるのか？なぜ背の高い男がモテるのか？男はどうして若い女の子が好きなのか？（類人猿社会では、子育ての上手な経験を積んだメスの方が人気があります）日ごろの疑問が一挙に氷解すると同時に、“同性愛は平和に役立つ”“ポルノは地球を救う”など、竹内流の鋭くユニークな説がたっぷり楽しめる、目から鱗の落ちる本。
目次
女のシワは何故できる？
背の高い男は何故モテる？
上流夫人は何故老けない？
口のうまい男がモテるワケ
理科系男の歴史
子どもっぽい女に男は何故ヨワイのか？
女の歴史はなりふり構わず
ハイイロガンの同性愛〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小太郎
34
最初に読んだのは３０年も前の事ですが、今読むと流石に古い感じはしても（動物行動学や進化論にしても随分と変わってきています）ただあの時の目から鱗感は今でもはっきりと覚えています。おかげでドーキンスの「利己的な遺伝子」を読めたのは自分の読書体験の中でも特筆すべき事、おかげで進化論の奥深い沼に引き込まれたのも懐かしいです（笑）大真面目に批判しているリベラル系の学者さんや文筆家がいますけれど、どうしてこの本が妄想エッセイ（かなりの真実を含んでいるにしても）だと気づかないんだろうと思ったことも懐かしい★４2024/02/09
さくちゃん
9
どこまで信じてしまっていいのか分からないような持論が続々と出てくるけど、同性愛＝兵役逃れ戦略説という考察は真偽のほどはおいといて面白かったです。あと動物行動学者だけあっていろんな動物の生態についても言及されているのも興味深かったです。2015/04/19
うりぼう
7
このころは、ホント、竹内久美子にはまってました。2001/02/18
杜子春
4
記録2021/01/11
あび
3
男がハゲる理由が載っていた。ハゲるのは、女に嫌われ、女を遠ざけるためで、遺伝子の陰謀らしい。なぜそんな無慈悲な陰謀を遺伝子は企てるかについては、本書を読んで確認してください。そして、読んだ後、何とも言えない寂しさを覚えるでしょう。2015/06/29
