新潮文庫<br> 音楽

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新潮文庫
音楽

  • 小沢征爾/武満徹
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 新潮社(1984/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101228037
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0173

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひと

18
日本を代表する指揮者と作曲家が脂ののった40代の頃、1970年代末に行った音楽を巡る対談。文化大革命後の中国の桶事情から話はスタートし、世界的に共産主義の影響も強かった時代背景がリアリティをもって語られる。三島由紀夫とも同世代で最後は確執があったよう。有名だけどよく知らないN響のボイコット事件や、何度も話題にあがっていた新オペラ座が気になった。時代は音楽を奏でる者にとって、聴く者にとって良くなったのだろうか? 国際的評価は高まっているが、日本の音楽家は昔より自由な表現ができているのだろうか?2023/03/17

アマヤドリ

15
40年も前の対談。芸術家の問題や芸術と社会の関係の問題はずっと変わらないのだな…。芸術家への助成や支援は必要だと思いながらもそのシステムが「ほんとうにものをつくる」ということから引き剥がしたり、必要な部分に届いていないことなどを思い出したりして読んだ。2020/10/29

あかつや

10
小澤と武満という日本を代表する音楽家二人の対談。対談が行われたのは70年代の終わりで、その当時のトピックについての話も多いのだが、それでも本書の内容がいまにも通じるのは、音楽についての本質的な部分に触れているからだろう。これ読みながら武満のCD久しぶりに聞いたけど、やっぱ最高だわ。個人的にはこの対談以後の晩年の作品が好き。結局完成することはなかったが武満徹がつくるオペラも聞きたかったなあ。この対談の中で、50歳だから「もう時間がない」と小澤に訴える箇所があるが、本当にここから15年しか残ってなかったとは。2018/10/25

magurit

10
1978〜1979に行われた対談だが、音楽に限らず、現在の社会情勢を予見しているようにも思えた。/音楽ホールやオーケストラの存続問題も危惧されていたとおりになっている面もあるが、だからといって、府知事の様なエセ新自由主義的発言が主流であってよいはずがないと、ますます思った。/「日本は、海外をモデルにする時の換骨奪胎の仕方が、実に手前勝手だ」つまり表面的できちんと学ばない、いい加減で相手を尊重しないと言う武満氏の指摘は、当時も今も何も変わってないと思った。2009/10/12

Z

9
良書。渇望して欲したものだからこそ、その人にとって価値があるし、努力した分血肉になる。やらされてるんじゃなくて、音楽が好きで好きで音楽の道に進めるのが一番いいんだろうな。日本では、聞き手も弾き手も、音楽が好きで好きで聞きにいってる/演奏しているという気持ちが薄い。ぬるま湯にいると、どんなに才能豊かなひとも伸びなくなる。音楽の世界だけに限らず、日本では、集団にいるとなんとなくぬくぬくと埋れていってしまう人が多い。それは日本の長所であるときもあるし、短所でもある気がする。2016/01/31

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