新潮文庫<br> やっぱり私は嫌われる

新潮文庫
やっぱり私は嫌われる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101225142
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

内容説明

死んじゃったらおしまいだって?ホント、よく言うよ。命がけで生きているわけでもないのに。そういう奴に限って、自分の命に特別な値段をつけたがるもんなんだよ。人権バカ、俗物政治家、図々しいおばさんたち…。ホトホト呆れ果てた能天気な奴らに愛の筆誅を加える。エンジン全開、さらにパワー・アップ。必殺たけし節、ますます絶好調。現代最高の知性が吼える、文庫第2弾。

目次

職人礼賛
憂票の士
誇り高き俗物
オレでなきゃ言えない「医療費」
「教育」でオレの言いたいこと
カリスマの条件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うちこ

6
オレでなきゃ言えない「医療費」という章があり、若い頃の親の病院付添い・泊まり込み介助の経験が書かれていました。 「バカな学者が価値の多様化時代なんていうからこんなことになる」という指摘など、いまこそ聞きたいと思うような話がいくつかありました。 この本が出された頃(平成2〜3年)に、今70代半ばの著者が「オイラが老人になる頃には年金も健康保険も破綻しているだろう」と語っています。 身体だけ健康なボケ老人が増えていく未来を憂いて、頭だけを鍛えることを考えたほうがいいという意見は、いま聞くと鮮やかに響きます。 2023/09/02

もちもちかめ

5
ナゼか途中下車…つまらんおっさんの昔は良かった話にしか聞こえない。これはハズレ。他のエッセイ読も。あ、でもこれ、ゴースト?口述筆記?どうなんだったか。2016/02/19

Shinobi Nao

3
百歩譲って、女性蔑視の思想を持つことは自由だから、どう思っていようが構わない。ただ、このようにメディアで公言する、したくてたまらない、というのは内心女を恐れていることの裏返しなのではないかと勘繰りたくもなる。エディプス・コンプレックスをこじらせていると言ってもいい。2023/11/10

いっち〜

1
前著の『だから私は嫌われる』を読んでなくても楽しめるけど、相変わらず飲み屋でおっちゃんがやいのやいの言ってることをそのまま本にしたような内容。前著に比べて政治・女性・若者等はもちろん、宗教・外国人などかなり際どいところも容赦なく攻めてる。たぶん、今この内容をブログで書いたりしたら大炎上間違いなしだと思う。ただ、「安易な西洋信仰」「志のある政治家の不在」「死への過度な忌避」等、20年経った今でも納得できる部分は多い。9:1くらいの割合でひたすら痛烈な批判が続くので、合わない人には全く合わないと思うけど。2016/10/11

0
俺の言いたいこと、知りたいこと、すべてこの一冊に入っている。 これこそ教科書と呼べるものだ。 ここまで本音で、実名で国民がロクデナシだと言い切るビートたけしは日本で唯一の伝道師だ。日本人なら全員この本を読んでほしい。特に政治家、会社の経営者教師、本気で読んで自分の馬鹿さ加減を知ってほしい。 超お勧めの本だ。2015/05/23

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