感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
52
【再読】明治生まれの著者が、実際に教えられ、共に学び、交流をもった数学者たちのお話。本書で紹介された中で自分は、名前を知っていたのは高木貞治、遠山啓の2氏だけ(^-^; 戦前、戦後と欧州、アメリカなどで数学を研究した著者が、世界各地の数学研究者と交流していたことを知るのは驚きだし、日本人として誇らしいことだ。掉尾を飾るのは著者自身のエピソード。専門の微分幾何学ではなく、主に外遊中の麻雀やダンスのことは、人間味あふれる話だった。2023/12/17
山口透析鉄
26
数学者も基本、天才集団でしょうから、多少なりとも奇妙な人は事欠かないですね。そういうネタなら確かに幾らでもありそうですね。1983/07/24
Manaka_Kanzaki
1
世間でいう奇人・変人かもしれないけど、この本で紹介されている方たちみたいなお友達が欲しい。2012/12/23
Kenshi
1
ランダウという数学者が自然数の定義について書いた本のなかで、定義のすんでいない最初のほうのページノンブルに星印をつけ「これらは本文でまだ定義していない、たんなる符牒と思って読み進んでもらいたい」2012/04/23