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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おせきはん
26
1年にわたり新聞に連載されたコラム集で、それぞれの日にちなんだ話題が取り上げられています。日本人の季節感、知っているつもりでいながら知らなかった語源など興味深い話が満載でした。今度は、1日に1日分ずつ、1年かけてゆっくり読んでみます。2023/06/10
yumiha
23
再読。読み直す本しか購入しない主義の私。3年前に図書館本で読了したけれど、また読み直したいと思っていた1冊だった。それが図書券をいただく幸運に恵まれたので、購入した。このところの就寝前読書用である。1日1ページなので、眠くなっても、区切りをつけやすい。意外な語源に驚いたり、勘違いエピソードに笑わされたりして、たった3年前の再読なのに覚えていないことが判明した^^;骨粗しょう症な記憶の自分がコワイ。2016/09/29
ジュンコ
16
再読。1年を彩ることばたち。当たり前だけど、365日は毎日違う1日なんだなとハッとする。2017/04/18
ぐっちー
12
1日一語、365日。言葉を取り上げる昭和40年代の新聞コラム集。目から鱗に時もあれば、何やら時代が違いすぎてピンとこないことやら、好奇心は大いに刺激される。取り上げられる唱歌はほとんど知らなかったのが淋しい。語源についての考察はへぇ〜!ってことや、嘘臭いなぁとか(大日本語学者さんに対して失礼だが)普段気にしていなかっただけに面白い。この半世紀で意味が変わってる言葉や、使わないよーって言葉も散見されて、言葉は生き物だと改めて思った。2022/01/14
うえ
12
「日照りつづきで農作物が被害を受けるのを恐れ、われわれの祖先はいろいろの方法の「雨乞い」をして神仏に祈った。天皇の命令で高僧が祈雨経というお経をあげて祈ったこともある。民間では趣向をこらした雨乞い踊りを奉納することもあった。最近でも都会の水不足で獅子舞を奉納したニュースがあり、「苦しい時の神だのみ」を実証した。古くから和歌や俳句の功徳で雨を降らせたとの伝説が多い。なかでも歌人の小野小町が京都の神泉苑で「ことわりや日のもとならば照りもせめ、さりとてはまたあめが下とは」とはよんで雨を降らせたというのが著名」2018/08/22