新潮文庫<br> パラサイト・イヴ

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新潮文庫
パラサイト・イヴ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101214344
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

事故で亡くなった愛妻の肝細胞を密かに培養する生化学者・利明。Eve 1と名付けられたその細胞は、恐るべき未知の生命体へと変貌し、利明を求めて暴走をはじめる―。空前絶後の着想と圧倒的迫力に満ちた描写で、読書界を席巻したバイオ・ホラー小説の傑作。新装版刊行に際して、発表時に研究者でもあった著者から、科学者あるいは小説家を志す人達に贈る、熱いロングメッセージを収録。

著者等紹介

瀬名秀明[セナヒデアキ]
1968(昭和43)年、静岡県生れ。東北大学大学院薬学研究科修了。薬学博士。在学中の’95(平成7)年、『パラサイト・イヴ』で日本ホラー小説大賞を受賞し、作家としてデビューする。’98年、『BRAIN VALLEY』で日本SF大賞を受賞。2006年1月より東北大学・機械系特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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absinthe

194
超有名なお話で、映画化もされた。読んだのは最近だが、absintheには期待したほどではなかった…。瀬名さんは好きだけど。ミトコンドリアを擬人化しすぎて、イマイチ嵌れなかった。後半、ズルズルと地下を移動するシーンもなんだかなぁ。でも、医者が何を考え、手術前にどういった準備をするのか等、本筋とはあまり関係ないところはとても面白かった。医療現場の問題点もリアルに描写されてたと思う。蘊蓄はいろいろ面白い。最後はホロっとして良かった。

ひかちゅう

45
作者のデビュー作であり、第2回日本ホラー小説大賞受賞作。細胞の中にあるミトコンドリアが、その宿主である人間をも支配してしまう。作者はその道の専門家でもあるようで、科学的な説明が詳細に述べられており、難解な専門用語に若干うんざりだが、後半は、躍動感溢れる展開で一気に盛り上がっていく。SFホラーとかバイオホラーとかいうジャンルなのか?身体の若返りにはミトコンドリアを増やすと良い!?最近、巷でも話題だが、改めてミトコンドリアに興味を持った。2016/12/31

あっちゃん

44
チビチビと一週間かけて読了!昔ゲームをしたのを思い出したけど、ストーリー的には全然違う(笑)ミトコンドリアイブの長年にわたる反乱は人間の内からの攻撃として怖いものがあるなぁ( ̄▽ ̄)2021/03/07

セロリ

43
読了までかなり時間がかかった。私の勤務スケジュールの問題もあるが、前半のもたつく展開と詳細すぎる説明に睡魔がつけ込んできたせいでもある。後半はあり得ない展開で睡魔も吹き飛び一気読みだ。ホラーと言えばホラーだが、想像してたのとは違う。ストーリーは、裏方だったミトコンドリアが核に取って代わろうとする話。進化の過程から準備を続け、ようやく理想的な相手利明を見つけたミトコンドリアは、とんでもない計画を実行に移す。果たしてその計画は成功するのか?ホラー小説としての怖さはなかったが、人体の精巧な仕組みに改めて感服。2022/09/04

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

37
クライマックスシーン、疾走感はあるが専門用語が頻出しくどくなっているのが残念。元々知識があれば何の苦にもならないが、一般受けはしづらいと思う。 故に迂闊にオススメはできないが、個人的にはとても楽しく読めたので満足。2018/02/13

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