新潮文庫<br> ジュエリーの世界史

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新潮文庫
ジュエリーの世界史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 338,/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101204918
  • NDC分類 755.3
  • Cコード C0172

出版社内容情報

ティファニーやカルティエなど著名な宝石商の実像、ダイヤの値段の決まり方から業界人がアドバイスする正しい宝石の買い方まで。高価でお金持ちしか関係ないと思われがちな宝石。しかし、その意外な歴史はあまり知れていない。ティファニーやカルティエはどういう男だったか? ダイヤモンドの値段はどう決まる? 古代日本人から装身具が消えてしまった謎など、身を飾って美しくなりたいという欲望とかかわる装飾品の歴史的変遷から、業界人しか知りえない取引の詳細まで、宝石に関するおもしろい話、満載。

山口 遼[ヤマグチ リョウ]

内容説明

高価でお金持ちしか関係ないと思われがちな宝石。しかし、その意外な歴史はあまり知られていない。ティファニーやカルティエはどんな人物?ダイヤモンドの値段はどう決まる?古代日本人から装身具が消えてしまった謎など、身を飾りたいという欲望とかかわる装飾品の歴史的変遷から、業界人しか知りえない取引の詳細まで、宝石に関する面白い話、満載。

目次

第1章 宝石うらばなし(日本人の宝飾品史―世界の例外;ダイヤモンド―この傲慢なる宝石 ほか)
第2章 歴史を作った男たち(カール・ファベルジェ―ロシア宮廷の徒花;ルイ・カルティエとその一族―近代宝飾品の創始者 ほか)
第3章 ジュエリーの歴史(ジュエリーの起源―なぜ人間は身を飾るのか?;古代の遺品―知られざる国を中心に ほか)
第4章 たかが宝石、されど宝石(技術―その歴史とひろがり;珍しい素材―宝石細工師の執念 ほか)

著者等紹介

山口遼[ヤマグチリョウ]
北海道生れ。同志社大学卒業後、ミキモトに入社、常務取締役・営業本部長を経て退任後、アンティークジュエリーの研究と販売に従事。真珠および宝飾品史の専門家として、各種学校での講義を行うかたわら、ダイヤモンド、プラチナ、ゴールド、それぞれの世界コンテストの審査員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

50
世界中の人々が魅了されてきた歴史、現代の技術をもってしても復元不可能な技巧、そして日本の技術が世界に与えてきた影響など、盛りだくさんで楽しい一冊。2016/08/27

いの

19
滅んだ民族を含めて世界に数ある民族の歴史の中には必ず宝飾品をみることができます。日本人の宝飾品の歴史はどうでしょう。実用品に装飾を施す文化をつくりあげ多国と全く違った装飾の歴史を歩んできたようです。面白いですね。宝飾品は時代が変われば役割にも変化があります。ボディペインティングを含め自己異化と自己同一性が共存しているのは現在も同じだと思いました。ルネッサンス時代を境にして御守りから富と権力を誇示する道具へと変化します。宝飾品から歴史を辿るのはとても面白かったですし、その時代の絵画を見たいと思いました。2019/07/12

ぱなま(さなぎ)

18
ジュエリーの類には興味がうすい性分なのだが、最近結婚指輪を購入したことをきっかけに突然ジュエリーへの興味が湧き手に取った本。ティファニーにカルティエ、有名宝石商やデザイナーの歴史と特色やデザインの違いなど、これを読んでから宝飾店めぐりをした方がブランドイメージだけで店を選ぶよりもずっと楽しかっただろう。文庫化の前にはバブル経済最盛期に出版された本だったようだが、今の私にとってのジュエリーは身を飾ったり資産にするというより、原始の人びとがそうしていたように精神的な拠り所にする意味合いが大きいと感じる。2019/07/11

放蕩長男

15
「女房子供に宝石屋を近づけると、ろくなことがない。わけのわからないものを、とてつもない値段で女共に売りつける連中だ」と世の男性諸君に思われていることが哀しい、と著者はこぼしていますが、そりゃそうでしょう。世界を跨ぐ独占禁止法があれば、即座に業界丸ごと潰されるほどに、競争原理に逆らって高価さを保っているような"宝石"という代物、単なる装飾品として買いたいとは思えませんもの。それは別として、宝石にロマンがあるのも事実。ジュエリーの歴史を、様々な角度から学ぶことができました。2016/09/12

hide

11
ジュエリーの素材・有名ブランド創業エピソード・専制君主のコレクション・そして技術とデザインの変遷史などがきれいにまとまっている。コンパクトな本ながら、ミキモト役員を経て収集家・研究家になった、いわばジュエリーに人生を捧げてきた著者の愛がひしひしと伝わってきた。/読む前はジュエリーへの興味・知識はほとんど無かったが、著者はじめ古今東西の製作者・愛好家による(半ば狂気じみた)ジュエリー愛にあてられて、ロマンのある世界だなと思わず納得させられてしまった。博物館の展示を見るのが楽しくなりそう。 2022/05/08

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