内容説明
江田は経済的に恵まれ、一人娘は独立、なじみの二人の愛人とも自由な関係を続けながら、どこか満たされない。そんな江田の前に現れた由香子は、まだ二十代の生硬な女。軽い好奇心から由香子に近づいた江田は、今まで知っていたどんな女とも違う由香子の態度に、初めはとまどい、やがて激しく惹かれていく―。
著者等紹介
藤田宜永［フジタヨシナガ］
１９５０（昭和２５）年、福井市生れ。早大中退後、渡仏。エール・フランス勤務、帰国後のフランス語教師などを経て、エッセイを書きはじめる。’８６年『野望のラビリンス』で小説デビュー。’９５（平成７）年、『鋼鉄の騎士』で日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会特別賞受賞。’９７年の『樹下の想い』で恋愛小説にも新境地を開き、２００１年『愛の領分』で直木賞を受賞した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ヒロセ
7
感想は下巻にて。2020/07/15
ゆきのすけ
2
比喩表現が自分の好みではなく、女性をの比喩的な表現に冷めてしまう。そして色事の表現がちょっとストレートすぎて苦手。けれど男性が女性をいかに口説き落とすのか、男性の気持ちを垣間見れるような気がするのは興味深い。それにしてもこんなものわかりのいい男の人なかなかいないでしょう。社長をはじめとして、地位やお金のある男の人は表面的には紳士であれ、嫉妬深かったり、疑り深いものじゃないかな。こんな風な男性なら、女性側としては離したくなくなりそう。おいしいもの知ってるし、行きたい所連れてってくれるし。2010/10/12
おふとんくん
0
金持ち羨ましいデス。2017/12/03
daichaco
0
☆☆☆☆(4/7)2011/07/01
