内容説明
ゲームの最中、突然マスコットガールに襲いかかったプロ野球選手・追分知之。元歌手を名乗り、制服姿の女性を次々と狙う連続殺人犯。そして大脳に障害を負った刑事・海藤兼作。精神科医・南川藍子は、深層心理や大脳に傷を持つ3人の男と関わり始める。さらに、藍子を付け狙う謎の人物の影が見え隠れして―。最先端の精神医学の研究成果を大胆に取り入れた、長編異色ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリス
14
【88-09】サイコ・サスペンスもの。専門用語も出て来ますが、わかりやすく説明されている為つっかえる箇所も無く一気読みも可能です。この種の作品を多く読まれている方は古臭く感じるんでしょうけど、私は感触良かったですね。映画版は高島礼子の濡れ場が有名で神田正輝の配役に違和感ありありなのです。2018/04/22
おぎにゃん
3
一見、サイコ・サスペンス。だが奥は深い…殺人を含む凶悪犯罪の原因が、最新の精神医学で解明されたとしても、それを治療することはできない。心神喪失で無罪となり、やがて同じ事を繰り返す…それどころか、私もあなたも、「加害者」の立場に立つかもしれない。くれぐれも、頭の怪我にはご注意を。読後背筋が凍ること必至。「精神医学」「大脳生理学」テーマミステリーの傑作です。2014/02/15
雲國斎
0
これ映画化されたんじゃ…。けっこう面白かった記憶が。1993/03/15
i-O
0
つまらん2014/07/17
ん?
0
昔読んだので1年前で登録。10点満点。2007/06/18