新潮文庫<br> イタリア遺聞 (改版)

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新潮文庫
イタリア遺聞 (改版)

  • 塩野 七生【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 新潮社(2009/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101181080
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「オデュッセイア」は朝帰り亭主の女房への言い訳だった!? 地中海に眠る、仰天歴史譚全三十話。

ヴェネツィアの運河を軽やかに滑るゴンドラは、なぜ黒く塗られているのか? トルコのスルタンに献上されたフランス女の辿った数奇な運命とは? 古代の聖地巡礼ツアーの有り様は? 「オデュッセイア」を地中海世界風に読み解けば……etc.。生身の人間が作り出した地中海世界の歴史。そこにまつわるエピソードを、細部にこだわり、著者一流のエスプリを交えて読み解いた好エッセイ。

内容説明

ヴェネツィアの運河を軽やかに滑るゴンドラはなぜ黒く塗られているのか?トルコのスルタンに献上されたフランス女の辿った数奇な運命とは?古代の聖地巡礼ツアーの有り様は?『オデュッセイア』を地中海世界風に読み解けば…etc.。生身の人間が作り出した地中海世界の歴史。そこにまつわるエピソードを、細部にこだわり、著者一流のエスプリを交えて読み解いた好エッセイ。

目次

ゴンドラの話
デスデモナのハンカチーフ
ヴェネツィアのホテル
ある遺言書
城塞の話
ハレムのフランス女
オデュッセイア異聞
スパルタの戦士
大使とコーヒー
法の外の文明〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

40
『イタリアからの手紙』の延長で手にとりました。イタリアを身近に感じられるエッセイ集で『イタリアからの手紙』よりも専門的というか、一段深いような雰囲気がしました。「ゴンドラの話」が印象的だったほか、興奮した塩野さんの描写に興奮した「家探し騒動の巻」、結局指輪を四つも買っちゃったという「宝石と宝飾」などもよかったです。2016/06/04

エドワード

32
イタリアは、もちろんサミットにも参加する先進国で、工業も農業も芸術も超一流の国。しかし、合理的な資本主義の国、イギリスやドイツとは違う面白さがある。無秩序の魅力というべきか。歴史が現代に息づく風景、地中海の日差し。塩野さんが心惹かれるイタリアのあれこれ。地名、人名の不思議、聖遺物、聖地巡礼、魅力的な人物たち。ヴェネツィアとフィレンツェが中心だが、ギリシャやトルコへも話が及び興味がつきることがない。フランスワインなんて全然ダメよ、とおっしゃる塩野さん。高所恐怖症で城壁や塔が苦手というのには笑った。2016/02/25

たんかれ~

19
30遍のエッセイ。肩肘張らず楽に読めてとても面白いです。解説にある通り贅沢な教養という感じ。「海の都の物語」や海戦三部作を書いた頃なのかもしれませんが、ヴェネツィア礼賛は塩野さんらしい。2022/01/30

tama

17
図書館本 塩野さんシリーズ 大当たりでした!いやもうひたすら面白い。結構笑わせてくれる人なんだね。3話のジョルジュ・サンドなんかに負けてないぞ話とか、12話でコンスタンチノープルの陥落を書いたのはそのせいだったの!?とか、18話の「大衆受けする聖地聖遺物」とか、酒飲みながら読んでて何度も吹きそうになりました。2017/05/06

きりぱい

13
ヴェネツィアのゴンドラはなぜ黒しかないのか、『ベニスの商人』で金が返せなくなったアントニオは商人としてありなのか、ハレムに存在したフランス人女性は実はあのナポレオンの・・と、歴史外伝のようなエピソードが耳新しく面白い。ヴェネツィア共和国の話が多いけれど、外交関係、芸術、覇者談義など範疇は広く、ハレムにまつわる話や宝石の項とか好きだなあ。エッセイでありながら、その国の文書を紐解かなければ知り得ないような深く斬り込んだエピソードは、学ぶ楽しさもあって、普通の薄さの文庫なのに情報量が厚い。2011/11/10

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