内容説明
ビル・ゲイツとネット社会の未来について語り合い、フランシス・コッポラにパスタを振る舞われる―新聞には決して載らない、トップビジネスの舞台裏。名刺からでは見えてこない、豊かに流れるプライベート。「改革」の旗を掲げ１６万人の巨大企業を率いて８年、今、世界で最も著名なビジネスパースンの一人となった著者が綴る、発想の秘密とその素顔。ソニーＣＥＯの初エッセイ集。
目次
１ Ｂａｃｋｓｔａｇｅ ｏｆ Ｂｕｓｉｎｅｓｓ―トップビジネスの舞台裏（会社は誰のために？；成功の頂点で、既に危機は始まっている；判断しない、というミス；欧州統合がもたらすもの；ＣＥＯと会う理由 ほか）
２ Ｓｔｙｌｅ ｏｆ Ｌｉｆｅ―わたしの流儀（成功を夢みるニューヨーク；五月革命の頃；Ｔｈａｔ’ｓ Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ！；至福の時；杜氏の思い ほか）
著者等紹介
出井伸之［イデイノブユキ］
１９３７（昭和１２）年東京生れ。早稲田大学政治経済学部卒。’６０年ソニー入社。’６２年スイスに留学。二度にわたるスイスでの勤務ののち、’６８年から’７２年までパリに赴任、ソニー・フランス設立に従事。その後、オーディオ事業部長などを経て、’８９（平成元）年取締役、’９４年常務取締役。’９５年４月、大賀典雄氏のあとを承け社長に就任、“ＤＩＧＩＴＡＬ ＤＲＥＡＭ ＫＩＤＳ”のスローガンを掲げ、ソニーのデジタル化／ネットワーク化を積極的に推進。現在は会長兼グループＣＥＯ、また、経団連副会長、ネスレの社外取締役。ＩＴ戦略会議の議長も務めた
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感想・レビュー
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ZT
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ソニー社長（当時）が社員向けに発信したメッセージをまとめたもの。9.11の重々しい話の後に屈託なくワインの話ができる語り口はある種の誠実さを感じ取れる。 ヨタ話として、出井氏の頃からソニーは苦難の時代の入ったわけで、こんな華麗な日々を正直につづれば日本のamazonのレビューがひどいことになるのは案の定というか。本人もあらかじめ「経営者が日常をさらすものではない」という声を意識していることを書いており、日本人のメンタリティをよくつかんでいるな、と思った。徳川吉宗の一汁一菜とか大好きだもんね。2012/05/20
imcool
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文章がイイ! とてもシンプルな表現で分かりやすい。10年ほど前の文章だけど、けっこうイマを言い当てている感じです。メモしておきたい箇所が何カ所かあったけど読み通してしまったので、もう一回、メモとりながら読むつもりです。2010/12/14
