新潮文庫<br> 細川ガラシャ夫人〈上巻〉 (改版)

個数:
電子版価格
¥385
  • 電書あり

新潮文庫
細川ガラシャ夫人〈上巻〉 (改版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 20時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 341p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101162140
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

明智光秀の娘として何不自由なく育てられた玉子は、16になった時、織田信長の命令で細川忠興のもとに嫁ぐこととなった。女性が男性の所有物でしかなく、政略の道具として使われた時代に、玉子は真の人間らしい生き方を求めて行く…。実の親子も殺し合う戦国の世にあって、愛と信仰に殉じた細川ガラシャ夫人。その清らかにして熾烈な悲劇の生涯を浮き彫りにした著者初の歴史小説。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

331
信長、光秀、右近が、とても丁寧に紡がれている。彼らの言動の背景が伝わってくる。光秀の娘玉子、後の細川ガラシャの生涯を三浦先生が丁寧に紡ぐ。玉子の生来の好奇心や探究心、信心の礎となる体験を丁寧に紡ぐ。玉子の美しさと真の強さ、当時の女性が扱われる理不尽への不信が後のガラシャの凄絶な最期に繋がることを知る私!それらの描写に著者の愛を禁じ得ない!賢く誇り高き玉子の純、清廉すぎる光秀の義と誠、時に人を狂わす『無欲の理』光秀の心理描写が没信長を匂わす。戦国を感じさせない戦国の『女のさだめ』下巻への期待に震える‼️🙇2020/06/08

遥かなる想い

162
三浦綾子が描く「細川ガラシャ」を読みたくて購入。戦乱の世・・政略結婚の道具でしかなかった女性がそれでも運命を受け入れながら、生き抜く姿を丁寧に描いている。明智光秀の娘として有名な細川ガラシャがキリスト教を 心の糧に必死で生きる姿がなぜか哀しい。

ちょろこ

139
読みやすい歴史小説、の一冊。もう少し早く手に取れば良かったと思うぐらいスラスラ読みやすい。柔らかさ感じる文章が戦国時代の世界へとゆっくりいざなってくれる。まずは明智光秀と妻、凞子の婚姻エピソード、言葉にいきなりキュンと心つかまれる。これこそ真の愛だわ。幼き玉子のストレートな感情、それに真摯に応える光秀の姿、情愛に溢れる姿も意外な一面で素敵だ。そんな穏やかさとはうらはら、城外は乱世の世。美しく成長した玉子は細川家へと嫁ぐ。次第に高まり漂う不穏な空気、光秀の信長への胸中も見せられながら下巻へ。2020/06/16

takaC

93
玉子の母の凞子の輿入れ前から始まったので長丁場かと思いきや100ページ過ぎで既に玉子の輿入れは完了。残り1冊半で何を語るのかと心配したが本能寺の変に至る前に上巻終了。これからが山場。2014/10/25

aoringo

84
大河ドラマの影響で予習。あとガラシャの人物像も知りたくて手に取りました。どうしても読んでいて光秀寄りになってしまうけど、妻の煕子とのエピソードは本当に素晴らしい。美しく聡明な光秀の娘、玉子は幼少期を経て細川家に嫁ぎ、三人の子持ちとなるところまでが描かれていた。光秀が癇癪持ちの信長に虐げられ、うっすらと不穏な空気が感じられるところで、下巻へと進む。忠興が玉子へ贈った手作りのカルタが良かった。いいところあるじゃない。2020/03/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/528252
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。