感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s-kozy
64
旨そうだぞ〜。剣客商売に実際に出てきた江戸の味の再現本。これを読むと江戸時代の(収入が安定している層の)人たちは今の日本よりもいいものを食べていたような気にさせられる。小兵衛の生き方、食生活は池波正太郎にとっての理想だったのではないかな。2013/09/25
せ〜ちゃん
39
★★★★★『剣客商売』関連のお料理本♡ 小兵衛が生きた時代の料理を、料理人･近藤文夫さんが出来る限りの再現をしてくれている♪ 季節ごとの料理と共に、作品の一節が再録されているのもいい♡ ｢あさりのぶっかけ｣がお気に入り♪2018/03/11
saga
36
著者の愛した山の上ホテルの料理人が再現する料理の数々。書名のとおり剣客商売に出てくる料理の数々は、巻末の料理帖を見ると改めて驚かされる。手間を惜しまず、食材も小説に忠実に作られた料理は、なかなかに真似のできるものではないと感じた。『みをつくし献立帖』以上にハードルが高い。2013年に山の上ホテルの火災の報を聞いた時にはびっくりしたが、現在でも本館で営業しており安心した。2014/10/15
ken_sakura
35
剣客商売に出てきた料理の本。ちょっと変わり種の本。な訳で、楽しく読めるかな？と思っていたのだけど、読んでて楽しいヽ(´▽｀)/池波正太郎行き着けのご店主近藤文夫の再現料理と「作ってみて」の所感がかなりイケるヽ(´▽｀)/楽しく読んだ剣客商売の思い入れも加わって、ヒャッホーヽ(´▽｀)/勿論、剣客商売を読んでないと楽しく読めないと思う。近藤文夫さんは山の上ホテルの「てんぷらと和食 山の上」の元料理長。生前池波正太郎におせちを作って届けて、本を頂くのが楽しみだったとのこと。池波正太郎の絵が沢山、楽しい^_^2019/04/06
ゆか
28
読み友様から貸して頂いた本三冊目です。ありがとうございます。剣客商売シリーズ読んでみたいです。剣客商売の作中料理の再現本。どれも美味しそうです。主人が茄子が嫌いなので、茄子料理を作りません。だからか、とても茄子料理に心惹かれました。茄子の丸煮良いなあ。軍鶏も食べてみたいです。本文より｢未熟ということは大切なんだよ、僕だって未熟なんだ、天狗になったらおしまいだよ｣｢私も四十をこえるまで、何度もうまくいきませんでしたが、迷わず一つの事に専念してよかったと、いまにしておもいます｣2019/11/26
