新潮文庫<br> 黒白〈下〉―剣客商売番外編 (〔新装版〕)

個数:
電子版価格
¥825
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
黒白〈下〉―剣客商売番外編 (〔新装版〕)

  • 池波 正太郎【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 新潮社(2003/05発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 16pt
  • 提携先に25冊在庫がございます。(2024年04月28日 13時59分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 535p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101157481
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

真剣勝負のその日、波切八郎はついに姿を現わさなかった。しかし秋山小兵衛はなぜか八郎を憎めない。一流の剣客が約束を違えるとはよほどの事がその身を襲ったからであり、実際、道場出奔後、八郎の運命は激烈に転変し、見えない勢力に操られ人斬りを重ねる日々であった。対照的な生き方をとる二人は、互いへの想いを断てぬまま思いがけぬ所で…。「剣客商売」ファン必読の番外編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

133
下巻では上巻であまり語られなかった、登場人物の背景などが分かってきます。秋山親子などのやり取りも出てきて京都への修行に出したりします。その際にこの長編の主人公が出てきます。最後まできちんと見守ったような感じです。私は楽しめました。次は鬼平に戻ろうかと思いますが、また風野さんの耳袋を再読し始めたのですが、これらがすべて時代がかぶっているような感じなのですね。2017/10/02

優希

98
剣の道に邁進するあまりに、世間知らずの八郎の運命が激変するのが痛みに感じました。人知れず、剣客たちが助け合っているのはいじらしさが伺えます。八郎は岡本平助の虜になったのはいいものの、お互いに人の心が読めるというのが刺さりました。見えない権力が襲うから尚更です。そして最後の小兵衛との対決は鳥肌が立ちました。そうきたかと。鳥肌ものの物語を読ませて頂きました。ありがとうございます。2017/07/31

ken_sakura

50
面白いヽ(´▽`)/秋山小兵衛、波切八郎の二人主人公。自分の道場を構え、お貞を妻に迎え、まずまず順調な秋山小兵衛は、世間の中で道場経営をすることで、人に対する機微の鋭さ、感じの強さを備え始める。岡本弥助との不思議な縁の中、波切八郎は道場とは違う剣の道に凄味を加えていく。無頼に半身を浸した波切八郎が望む秋山小兵衛との勝負。「人という生きものは、他人のことはよくわかっても、てめえのことは皆目わからねえものでござんす」波切八郎の老僕市蔵を介して細く繋がった二人の縁は、赤い糸で結ばれたかのように二人を引き寄せる2019/03/09

せ〜ちゃん

45
★★★★★『剣客商売』番外編。 何度読んでも面白い! また本編を読みたくなる♪ 次は『ないしょないしょ』を読む。2018/03/11

ちゃいろ子

44
複雑に絡み合った人と人、思惑、これを見事に回収していただきました。 私が、上巻の波切八郎という剣客にどうにも気持ちを寄せることができなかったのは、小兵衛というもう一人の剣客の生き方を長いこと見てきたからなんでしょうね。 最後の最後に、大治郎が少年だった頃の描写があり、改めて小兵衛という人の大きさを感じた。その父により厳しく育てられ、また敢えて手元から離したことで、彼もまた大きな人間に育ったのだなぁと。 最後読む順番をミスしてしまい落ち込んだりもしたが、ラストで救われた気持ちになりました!! 2021/09/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/555580
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。