新潮文庫<br> 剣客商売〈7〉隠れ蓑

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新潮文庫
剣客商売〈7〉隠れ蓑

  • 池波 正太郎【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 新潮社(2002/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 386p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101157375
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

盲目の武士をやさしくいたわる托鉢僧―旅の途中で出会った、年老いた二人連れが何故か秋山大治郎の心に残った。江戸に帰った大治郎は、偶然試し斬りされかかった件の老僧を助け、二人が二十八年におよぶ仇討ちの敵同士であることを知る。人知をこえたその絆の不思議さを描く「隠れ蓑」。小兵衛が小金持ちの隠居と見られて盗賊に狙われる「徳どん、逃げろ」など、シリーズ第7弾。

著者等紹介

池波正太郎[イケナミショウタロウ]
1923‐1990。東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

166
何度目かの再読です。コミックでも読んでいます(鬼平もですが)。主人公やその息子の人情深さなどが伝わってくる一冊です。また主人公と同様にその手伝いの岡っ引きなども人物なりがよく描かれていて「徳どん、逃げろ」などはその最たるものです。またどうしようもない輩は切って捨てろとか結構主人公も厳しさを出したりしています。7つの物語が収められていますが、どれも趣向があり楽しめました。解説もずっと常盤新平さんです。2023/09/22

yoshida

116
「剣客商売」シリーズ第7弾。味わい深い作品集。江戸で起きる面妖な事件。剣客秋山小兵衛と大治郎父子が解決して行く。小気味よく読める。江戸の風情、魅力的な料理の情景、そして秋山父子の見事な剣の腕。「隠れ蓑」、「徳どん、逃げろ」には人の縁や絆の不思議を感じる味わいがある。何より悪事が秋山父子により正される。この安定感、安心感が読んでいて落ち着き、充足感を与えてくれる。人の世の巡り合わせの不思議さを感じる「梅雨の柚の花」も良し。いつの時代でも読み継がれるシリーズだと思う。大切に繰り返し読みたい作品集。満足の読書。2021/05/16

ゴンゾウ@新潮部

107
前作までは大治郎の結婚があったので彼の活躍が多かったが、今作品は小兵衛さんの話が多く面白かった。「年を重ねるとやることがなくなる。」とのたまう小兵衛さん。でも年をとってもただの老人にならないところがすばらしい。いつまでも小兵衛さんのように現役でありたいと思う今日この頃です。安定の面白さ。2017/02/24

優希

107
久々の剣客商売、やっぱり面白いです。春風駘蕩の雰囲気が何とも言えません。小兵衞のいぶし銀のような活躍が味わい深い。逆に大治郎の方が控えめな印象でした。人と人の不思議な繋がり、細やかな幸せ、欲や葛藤の描き方にしみじみします。平穏な日々の中で起きる事件はあるけれど、秋山父子と三冬の日々はほのかにあたたかさが感じられました。スッキリする読後感の話が多かったです。シリーズも巻を重ねるごとに味を感じるようになっていきますね。2016/07/14

R

86
小兵衛先生が主体の話が多く、ご隠居が暇を持て余して、なんやかんやを解決してしまうといった感じで、割とほのぼの読めるものが多くてよかった。とはいえ、くだらない大名のいざこざや、悪漢が出てくる話もすかっと解決してて気持ちがよい話ばかり。特に殺陣の描写が、凝っているわけでもないのに凄さや冴えが見えるような内容で読み応えたっぷりだった。過去の因縁や、巡り巡る仇の話など、人情話としても読みごたえのある内容で終始面白く読めた。2023/07/24

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