新潮文庫<br> 黒白(こくびゃく)―剣客商売番外編〈上〉

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新潮文庫
黒白(こくびゃく)―剣客商売番外編〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 501p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101156316
  • NDC分類 913.6

内容説明

祖父の代から目黒に道場を構えていた小野派一刀流の剣客・波切八郎は、御前試合の決勝で敗れた秋山小兵衛に真剣勝負を挑み、小兵衛は2年後の勝負を約した。それを待つ身でありながら八郎は、辻斬り魔に堕ちた門弟に自首を促すことができずに成敗してしまう。道場を出奔し浪々の身となった八郎は、想いを通じた座敷女中のお信にそそのかされるまま,お信の敵、高木勘蔵を討つ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けやき

37
【再読】剣客商売番外編。若き日の秋山小兵衛が剣客波切八郎と斬り結ぶ。まぁ上巻ではまだ対決してないけどね。なかなかに面白い。2023/12/31

まめこ

15
★★★☆☆番外編2作目。大治郎や美冬さんがいなくて寂しいなぁ。小兵衛さんが道場を立ち上げる頃の話だから仕方ないか(笑)。一刀流道場の主、波切八郎氏。御前試合で小兵衛さんに僅かに力及ばず、改めて真剣での勝負を挑むが。剣一筋に生きてきたいいとこのボンボンな八郎さんなだけに、女の色香や裏社会の陰謀にいいようにあしらわれて身を持崩す。この先2人の人生がどう交わるのか楽しみだ!2023/02/25

たーくん

8
祖父の代から目黒に道場を構えていた小野派一刀流の剣客・波切八郎は、御前試合の決勝で敗れた秋山小兵衛に真剣勝負を挑み、小兵衛は二年後の勝負を約した。それを待つ身でありながら八郎は、辻斬り魔に堕ちた門弟に自首を促すことができずに成敗してしまう。道場を出奔し浪々の身となった八郎は、想いを通じた座敷女中のお信にそそのかされるまま、お信の敵、高木勘蔵を討つ。 2019/06/17

toshi

8
すっかり忘れたてけど、小兵衛は山梨県の出身だったんだ。 それにしても、この小説は時間が前後しすぎで、ちょっと分かりにくい・・ 2015/02/04

Taito Alkara

7
段落がぽんぽん変わり、地の文と会話文が見事に混ざり、読みやすい。下巻も同じくらいの量があるみたい。展開が楽しみだ。2017/02/23

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