新潮文庫<br> 勝海舟 〈第1巻〉 黒船渡来 (改版)

個数:

新潮文庫
勝海舟 〈第1巻〉 黒船渡来 (改版)

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 23時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 637p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101153056
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

時は幕末・維新の動乱期、近代日本の運命を背負った勝海舟の半生を、同時代に輩出した幾多の英傑たちとともに描く大河小説。嘉永六年、浦賀沖に来航したペリー率いる四隻の黒船は、徳川三百年の泰平の夢を破り、日本は驚愕と混乱の極に陥った。そのころ勝麟太郎少年は、父の小吉はじめ愛情あふれる人生の師に恵まれ、蘭学を志しながら豪放磊落かつ開明的な英才へと育ちつつあった。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セロリ

40
面白いけど読みにくい本。小説的な盛り上がりが今ひとつなので、ドキュメンタリーを読んでいるような感覚になる。当然のことだが、あの勝海舟は突然ふってわいたように生まれてくるのではない。両親がいて、育ちがあり、師がある。そのひとつひとつが積み重なって、あの勝海舟が歴史に登場する。第1巻は10代の頃から始まる。当時の名は麟太郎。父の小吉が面白い。やることはめちゃくちゃだが、いつも誰かのためだ。貧乏していても金のためには動かない。麟太郎は、剣術から蘭学へ、そして海軍を作るために長崎へ。段々と小吉に似てきた。2023/04/05

B-Beat

37
★今からちょうど40年前の大河ドラマ「勝海舟」。仮にも受験生風情の身には、日曜8時の時間帯は一家に一台しかないテレビをゆっくりと眺めるような時でなく、土曜日の再放送が唯一の息抜き楽しみだった。この作品で幕末の歴史上の人物に感動、大いなる興味を抱いた。それがその後司馬作品を貪り読むことに繋がり、現在に至った。とは大袈裟ながら、当時の自分にとってこの作品のインパクトの大きさは尋常ではなかったのは事実。読みながらドラマで演じた俳優さんの表情までも思い出してしまい、自分で自分に驚く始末。後5巻、じっくりと読もう。2014/09/18

S.Mori

30
勝海舟の生涯を描いた大河小説の1巻。この巻では勝海舟の青年期が主に書かれています。貧しいながらも義理と人情を大切にして生きる江戸の人々の中で、海舟が成長していったことがよく分かります。詩情のある歯切れの良い文体が素晴らしく、江戸情緒を堪能しました。勝海舟は蘭学を学び、海外に目を向けていた開明的な人物でしたが、同時に彼は骨の髄から日本人でした。礼儀正ししい、義理堅い、真面目と言った日本人の美点を持っていたのです。そんな人物が新しい時代を切り開いていったことが興味深いです。2020/08/31

hippos

25
勝小吉の男っぷりの良さが気持ちいい。また、前半にしかでで来ないが都甲老人の言がまた深い。麟太朗の活躍はまだまだこれから。二巻も楽しみです。2018/06/10

ちゃま坊

18
勝小吉の家のあった両国を訪ねてみた。舞台はJR総武線と大横川が交差する辺り。北に歩くと能勢妙見堂がある。麟太郎が犬に噛まれて死にかけた時に祈願したらしい。中に勝海舟の銅像があり「勝」のお守りが売られていた。前半の主役は父親の勝小吉といえる。金はないが腕は立つ、親分肌で人情に厚い、とにかく痛快男子である。ドラマ「小吉の女房」の世界と重なる。剣客島田虎之助と麟太郎のコンビは、千葉重太郎と坂本龍馬を思い出す。剣術から洋学へ。赤坂に塾を開き、そして長崎の幕府海軍伝習所へと向かう。2019/02/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/482651
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。