新潮文庫<br> 峠 〈上巻〉 (改版)

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新潮文庫
峠 〈上巻〉 (改版)

  • 司馬遼太郎
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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101152400
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

壮大な野心を藩の運命に賭して幕末の混乱期を生きた英傑の生涯!

幕末、雪深い越後長岡藩から一人の藩士が江戸に出府した。藩の持て余し者でもあったこの男、河井継之助は、いくつかの塾に学びながら、詩文、洋学など単なる知識を得るための勉学は一切せず、歴史や世界の動きなど、ものごとの原理を知ろうと努めるのであった。さらに、江戸の学問にあきたらなくなった河井は、備中松山の藩財政を立て直した山田方谷のもとへ留学するため旅に出る。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

182
戊辰戦争の北越戦線で新政府軍を苦しめた越後長岡藩。実質的に長岡藩を率いた河井継之助の生涯を描いた作品。司馬遼太郎さんのストーリーテラーとしての力量も発揮され読ませますね。特に河井継之助の人物像、その性格や信条は、司馬遼太郎さんの作品では珍しいタイプで興味深い。どこまでが史実かは分からないが面白い。「世に棲む日日」の吉田松陰や高杉晋作、「燃えよ剣」の土方歳三。同時代の人々とも異なる個性を持つ。大胆な事をしても再び召し出される器量。河井が長岡ではなく、他の雄藩に生まれていれば日本の歴史も変わったかもしれない。2019/11/27

修一郎

154
映画になったので未読の本作を。映画は北越戦争が中心だろう。この上巻は継之助が長岡藩の中枢となっていった戊辰戦争勃発までだ。幕藩体制が崩壊していく日本の未来を見通していた先見性と言動の変人ぶりの二面性が描かれる。平時ならば雪に閉ざされた小藩で変わり者として藩士人生を全うしたかもしれない。藩主に見いだされたきっかけがいかにも動乱期らしい。長岡藩と心中するつもりの継之助の行動は? 中巻へ!2020/03/21

mura_海竜

142
時勢が見える人には見える。幕末の混乱期。越後長岡藩、河井継之助。久しぶりの司馬さんの本。『竜馬がいく』『燃えよ剣』とは異なる視点での幕末。長岡は新潟第二の市。仕事で長岡へ。レビューは「中巻」「下巻」終わってから。2014/04/26

koji

138
初出は、56年前に毎日新聞に連載された新聞小説、息長い小説です。上巻は幕末の風雲児河井継之助の前半生を描きます。司馬さんは、継之助の前半生は「何事もなかった」とにべもありませんが、一方波乱の後半生の根は全て前半生にあると言います。そう言われると、太平の世に惰眠を貪る上司にたてつき、それでいて実力があるので嫌われず。又只管変化の本質を掴む事を考え抜き、自らの眼で真の師を追い求める、女性好きの合理主義者という人物像は、正に高度成長期のサラリーマンの立身出世を体現して、よく読まれた事が分かります。期待して中巻へ2022/11/30

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

120
幕末の越後長岡藩の雄、河井継之助の物語。戊辰戦争において、小さな長岡藩を武装中立させるという、今から思えば不可能な戦略を実行しようとした人物。やはり、司馬さんは幕末から明治の物語が面白い。私はこの小説で初めて河井という人物を知った。彼の才能の大きさに対してあまりにも長岡藩が小さ過ぎた事が不幸だったと思う。もし、彼が薩摩、長州の生まれであれば、どのような人生を送ったであろうか?そんなことを想像するのも楽しい。★★★★+

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