内容説明
日曜日の昼下がり、タイムマシンに乗って、のんびり江戸の町を散歩してみませんか。日本橋を振り出しに、神田、浅草、芝、本所、小石川…。足の向くまま気の向くまま、猪牙に乗って隅田川を下り、須田町の銭湯で汗を流し、疲れたら神楽坂の掛茶屋で一服―現代の浮世絵師・杉浦日向子が案内する、前代未聞の江戸ガイドブック決定版。カラー・イラスト127点収録、文庫オリジナル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
初美マリン
117
まさに江戸の観光ガイドブック、なんか行けるような錯覚をおこす。2020/07/22
優希
105
江戸に旅行してぶらぶら町を歩いているような感覚になります。あたたかいイラストと庶民の暮らしを生き生きと描いた文章で、思う存分江戸に浸れるのがいいですね。江戸情緒を一コマ一コマ切り取ったような雰囲気を楽しみました。古地図があればより江戸の世界を味わえたような気がします。2016/10/19
kinupon
101
本当にこんなこと出来たら良いなと思います。現代と江戸を交互に見ることが出来たらなと思います。でも本当にそこに行ったような気分になっているのは私だけでしょうか。 行けるものなら行ってみたいですね。2017/07/21
やも
85
前代未聞の江戸ガイドブック!著者が江戸時代にタイムスリップして書いたかのような旅行エッセイというか、絵日記というか。さもない風景を切り取った1頁1頁が素晴らしい。そして面白い!読んでてウキウキしてくる。そこに暮らす人々の息遣いが聞こえてくるようで、自分もその風景の中でキョロキョロしてる気分。江戸という町に、そこで生きていた人達の儚さに想いを馳せちゃうね。折に触れて読み返したい1冊(*˘︶˘*).。*♡★52022/10/02
とし
76
江戸の町をタイムマシーンに乗ってぶらりと散策、風情がありあたかも自分がそこにいるようで楽しく読めたイラストも良いですね。2014/04/24
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