新潮文庫<br> 白い巨塔 〈下巻〉

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新潮文庫
白い巨塔 〈下巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 684p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101104256
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sakap1173

72
1週間かけて、上中下の3巻を読了。多分20年ぶりくらいの再読でした。5月は気ぜわしさに追われ1冊しか読書しませんでしたが、さすが山崎豊子作品。本作は一気に読みました。上巻は財前の教授選挙まで、中巻は医療過誤の裁判、下巻は控訴審という構成。圧巻のストーリー。職業倫理とはなにか、じっくり考えさせられます。50年前の作品と考えると、衝撃的ですよね。 我が家の本棚には「大地の子」・「華麗なる一族」などもあります。どちらも読んでないのですが、折を見て読破しようと思います。2022/06/12

aqua_33

53
やっと読めた。再読ゆえ結末は分かっているとは言え、医療裁判の行方にはドキドキ、イライラさせられる。医者としての立場、患者としての立場ともに決してわがままではない主張をしているのだろうけど、どうしても私自身は医者ではなく、ときに患者になる身としては、患者遺族を応援してしまう。そして、癌治療の第一線で働いている財前の最期を思うと、彼も彼なりに一生懸命であったんだなと思う。ただ、患者がどれだけ医者を頼りにしているのか知るのが遅すぎたことだけが残念。《2019年15冊目》2019/04/27

背番号10@せばてん。

21
1991年4月19日読了。初出は1967年。山崎氏のご逝去を悼み、謹んで哀悼の意を表します。(2013年9月30日に入力した1冊ですが、タッチミスで削除してしまったので、20200828再入力)1991/04/19

ミカママ

13
ええええええ、そうくる?やっぱりそうきちゃう?という結末。それにしても作者の取材力はすごすぎ。現役のお医者さまでもここまで描けないんじゃないでしょうか?現役のお医者さまだとなおさらこういう内容は描けなかったでしょうけどね。このあと続編になるようなので、このまま一気に行きます。ちっとも苦にならないところがすごい。笑2012/06/23

よしひろ

8
医学界の描写が隅々まで描かれ、物凄い取材力を感じた。2016/04/23

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