出版社内容情報
植民地獲得に地球からやって来た宇宙船が占領した惑星は気候温暖、食糧豊富、保養地として申し分なかったが……。表題作等35編。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MICK KICHI
93
<マンスリー・星新一>ショートショート集 36編収録 個人的に名作と思えるものを書き出しました。傑作には◎ 宇宙のあいさつ 願望◎ 貴重な研究 小さくて大きな事故 危機◎ 気まぐれな星◎ 宇宙の男たち◎ その夜 羽衣 タバコ◎ 初雪◎ 今日はクリスマスイブなので「危機」。ブラッドベリぽい「宇宙の男たち」の2編が特にオススメです。2018/12/24
Tetchy
81
粒ぞろいだけど、「リンゴ」がいい。20年以上も前に読んだのに今でも記憶に残っている。2008/09/02
seacalf
72
知人に勧められて。星新一さんを読むのは、実に中学生以来だ。お話ごとに次々と繰り出される意外な顛末に当時は夢中になったが、大人になってからもニヤリとさせられて十分に楽しめる。時代や国にとらわれない独特の世界観はある種セラピー効果を感じるほどだ。とはいえ、良くも悪くもショートショートなので、一気に読もうとすると飽きがくる。就寝前のお供に少しずつ読むのがいいのかもしれない。皮肉や痛烈なブラックユーモアなものが多いので、カラッとした笑いやもう少し軽く捻った程度のものも欲しくなる。なんだか落語が読みたくなってきた。2018/05/06
momogaga
53
星さんの作品は、昭和の時代に読んだ時より、今読み直ししの方が、心にぐっときています。NHKでドラマ化して欲しい作品もいくつかありました。#和田誠の挿絵2022/12/15
再び読書
52
やはり星新一氏、一定のクオリティは安心の出来です。特にブラックでありながら、何故か清涼感も併せ持つ話もよくあります。ぼちぼち彼の作品も制覇していきたいと思います。2019/06/30