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新潮文庫
新・東京23区物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 297p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101076263
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0195

内容説明

『東京23区物語』から10余年。その後、バブルは崩壊、お台場タウンが出現し、女子高生の顔色が変わりました。大江戸線が開通し、スターバックスが大量発生したいま、23区の風土とそこに生息する人びとの暮らしは、どのように変化していったのでしょうか?それぞれの区民性とその間の大きな違いを、豊富なフィールドワークを通して明らかにする、東京住民の新しい指南書です。

目次

千代田区
中央区
港区
新宿区
文京区
台東区
墨田区
江東区
品川区
目黒区
大田区
渋谷区
中野区
杉並区
豊島区
板橋区
練馬区
北区
荒川区
足立区
葛飾区
江戸川区
特別付録 東京マニアック・クイズ

著者等紹介

泉麻人[イズミアサト]
1956(昭和31)年、東京生れ。慶応義塾大学商学部卒業後、東京ニュース通信社に入社。「週刊TVガイド」「ビデオコレクション」の編集者を経てフリーに。「ポパイ」等の雑誌を中心にコラムを発表する一方、テレビにも出演し、コメンテーター、司会等を務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サーフ

18
以前読んだ「大東京23区散歩」は実際に街を歩いて名所や街の雰囲気を描いているものだったけど、今作は東京23区を俯瞰して街の様子や特色を描いている。普通の観光本ではかかれないような地元の人からしたら隠しておきたいような事も贔屓目無しで取り上げている。この本が出たのが2001年と17年だけど描かれている区毎のイメージは現在とあまり変わっていないと感じました。「大東京23区散歩」と違い今作では毒っぽくシニカルな地域間の格差描写が多いけど「月曜から夜ふかし」などで慣れているのですんなり読めた。今後の改訂版に期待。2018/02/11

とみやん📖

13
このところ疲れることが多く、軽い読み物で現実逃避をし癒やしの気分を味わいたく手にした本。 泉麻人の文章はこれまでもそれなりに目にしていたつもりだったが、こんなに皮肉っぽく田舎モンや都会ぶった人間をこき下ろすとは正直おどろき。与太話のB級本のようでいて、街の歴史も理解でき楽しい。中学校の地理の教科書にしてもいい位(笑)本で紹介されているところへ行きたくなった。台東区のヘビ道とか。2001年発刊とのことで、四十代以上にはフィットする話題が盛りだくさん。2021/09/15

てっしー

7
タイトルに物語とあるが小説ではなく、軽妙なエッセイ。1985年に出た旧版の全面改稿。とは言っても既にこの本自体が出たのが10年前なのね…。でもかえって一昔前の東京が分かって面白いかな。前書きに「事実のなかに、所々fake(出鱈目)も紛れ込んでいる」とあるが、冗談だとすぐに分かるものとそうでないものがあるので、ふつうに東京入門として読んでいる私には余計だわ。どこかで赤っ恥かきそうで。2013/06/18

Carlos

6
雑学として。東京、新卒数年間住んだけど、家族のいる今、住むことはないだろうな。2019/06/16

こぶた

5
ちびちびと楽しみながら読んだ。少々古いが気にならず。泉麻人さん、23区すべてのお土地柄に通じていて、歴史、住民の感覚など面白おかしく触れられていて、行ってみたいとそそられる。2019/09/13

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