新潮文庫
いしいしんじのごはん日記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101069241
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

内容説明

住みなれた浅草に別れを告げ、三浦半島の港町・三崎へと発作的に引越したのが2001年。買物かごを提げて毎夕おつかいにでかけ、おいしい魚、おいしい野菜を丁寧簡単に料理して食べる日々が始まった。三償の人たちとの親戚みたいなつきあいと、間近に海を望む暮らしから、じっくり練られたいくつもの作品が誕生した。ごはんの話と創作秘話が一体となった人気のネット連載ついに文庫化。

著者等紹介

いしいしんじ[イシイシンジ]
1966(昭和41)年大阪生れ。京都大学文学部仏文学科卒。2000(平成12)年、初の長篇小説『ぶらんこ乗り』を発表。’01年、『トリツカレ男』発表。’03年、『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞受賞。’04年、『プラネタリウムのふたご』が三島賞候補作に。’05年、2年ぶりの書下ろし長篇『ポーの話』発表、三島賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

49
こういった本の醍醐味は人の日常を垣間見る楽しさなのかな。そしてお魚等の美味しそうなこと。著者は食事をとるのも面倒だったらしいが、こちらへ引っ越してから生活が激変したらしい。ガッツリとではなく、ふんわりと何かを読みたい時はこういうものが良い。疲れている時に読むと心が軽くなりそうだし、私も読んでいて何だか癒された。2017/06/16

siro

44
作家さんの日常を少し覗き見してる気分。毎日ちゃんと息をして生きているって感じが羨ましく、結構アクティブに動き回るいしいさんが想定外で驚いた。一冊読んだら、いしいさん本人も園子さんも三崎の住人達も、まるで昔から知っている人物に思えるくらい親近感(笑)特別対談も微妙に賢くでも限りなくゆるくおかしく楽しい。続くごはん日記も読もう。2016/09/28

takaC

31
気まぐれに積読消化。2019/09/16

あっちゃん

19
お風呂でマッタリと1ヶ月かけて読了!三崎に引っ越しての本当にごはん日記(笑)海辺での生活良いなぁ(*^o^*)2014/04/28

りつこ

18
浅草からいきなり三崎に引っ越しして、美味しい魚と野菜を料理して食べる日常をたんたんと綴ったエッセイ。たべもののことが中心だけど、創作や地元の人との関わりあいや仕事や読んでる本、見た落語(小三治師匠の名前が何度も出てきて興奮!)のことなど、フラットに書いてある。好き嫌いのはっきりした芯のあるひとだなぁという印象。実はこのひとの小説はどうも合わなくて苦手なんだけど、エッセイはとても心地よくて楽しかった。こんなこともあるのだな。2013/06/06

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