新潮文庫<br> 蒼き狼 (改版)

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新潮文庫
蒼き狼 (改版)

  • 井上 靖【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101063133
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

遊牧民の一部族の首長の子として生れた鉄木真(テムジン)=成吉思汗(チンギスカン)は、他民族と激しい闘争をくり返しながら、やがて全蒙古を統一し、ヨーロッパにまで及ぶ遠征を企てる。六十五歳で没するまで、ひたすら敵を求め、侵略と掠奪を続けた彼のあくなき征服欲はどこから来るのか?―アジアの生んだ一代の英雄が史上空前の大帝国を築き上げるまでの波瀾に満ちた生涯を描く雄編。

著者等紹介

井上靖[イノウエヤスシ]
1907‐1991。旭川市生れ。京都大学文学部哲学科卒業後、毎日新聞社に入社。戦後になって多くの小説を手掛け、1949(昭和24)年「闘牛」で芥川賞を受賞。’51年に退社して以降は、次々と名作を産み出す。「天平の甍」での芸術選奨(’57年)、「おろしや国酔夢譚」での日本文学大賞(’69年)、「孔子」での野間文芸賞(’89年)など受賞作多数。’76年文化勲章を受章した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

119
なぜチンギスカンはあれほどの広大な国を統一できたのだろうか。あくなき征服者だったのか、英雄なのか今でもよくわからない。2010/08/13

ヴェルナーの日記

116
こう言うと、さすがに恐れ多いことですが、井上靖氏らしい1冊。緻密で、あたかも見てきたかのような背景描写は同然ながら、その人物に逢ってきたな人物描写といった描写力は、読む者を圧倒させる力強さを感じさせてくれる作家の一人だ。同氏の作品。1988年に公開の映画『敦煌』は、今でも忘れない映像美を与えてくれた。朱王礼の役を演じた西田敏行の鬼気迫る演技は、まさに迫真の演技だった。本著『蒼き狼』も映画化してほしい(日中友好という意味からも)作品だ。2015/11/21

やきいも

106
今から約800年前に広大なモンゴルを統一して大帝国をつくったチンギス・カンの誕生から死までをたどった本。人間とは欲望を達成するためにはここまで残酷になれるのかとただ驚かされた。歴史小説には「壮大なロマン」を私は求めてしまう。この作品はそのような要素は少なく、ノンフィクションの本を読んでいるようなリアルな手触りがあった。あえて作者はそのような本にしたかったのだろうか。<読了日2/27>2016/02/29

金吾

67
◎子供の時に読んで以来の大好きな作品です。ジンギスカンに関する小説で多分始めて読んだものなのでジンギスカンやモンゴルのイメージの原点になっています。淡々と書いている壮大な一生は読んでいるだけでワクワクすると共に、会話部分で一貫している武骨な表現が大好きです。2023/01/10

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

62
遊牧民の一部族の首長の子として生れたテムジン(チンギスハン)は、他民族と激しい闘争をくり返しながら、やがて全蒙古を統一し、ヨーロッパにまで及ぶ遠征を企てる・・・・。没するまで、ひたすら敵を求め、侵略と掠奪を続けた彼のあくなき征服欲はどこから来るのか?なぜ、チンギスハンがそこまで広大な帝国を築こうとしたのか?彼の征服欲はその生い立ちにあったというのが井上氏の解釈。自己のアイデンティを築くため、「蒼き狼」となることで自分の存在を示そうとしたのだろう。★★★★

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