新潮文庫
二世論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 389p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101051215
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0195

内容説明

日本人は「有名人の子供」が好き。ついつい意識してしまうのはなぜ?本書はベストセラー『知の技法』の編著者が市川新之助、阿川佐和子から藤原正彦、福原義春まで、著名な28人にインタビューし、その特徴や社会的意義を解きほぐす本邦初の二世入門書。成功した親を持つことはトクかソンか。そもそも成功の秘訣はなんなのか。あなたの身近な「二世」を理解する鍵もここにあるはず。

目次

阿川佐和子―もの書きになれといわれたことはない
田村高広―いま、親父と話し合っている
橋本大二郎―政治は継がない、思いは継ぐ
福田美蘭―親の二倍ぐらいできて当然
村松友視―家族ゲームから抜け出すために
水谷八重子―まるのまんま、そっくりそのまんま二世
猪谷千春―鬼親父から逃げ出すために大成してやる
高野孟―魚の食い方だけ引き継いだ
福原義春―反対に反対に行動するようになる
水野正人―跡取りとはなにか、わからなかった〔ほか〕

著者等紹介

船曳建夫[フナビキタケオ]
1948(昭和23)年東京生れ。東京大学教養学部卒。ケンブリッジ大学大学院博士課程修了。現在東京大学大学院教授。文化人類学者。二男二女の父
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