新潮文庫<br> 村上春樹雑文集

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新潮文庫
村上春樹雑文集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 537p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101001678
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報



村上 春樹[ムラカミ ハルキ]
著・文・その他

内容説明

デビュー小説『風の歌を聴け』新人賞受賞の言葉、伝説のエルサレム賞スピーチ「壁と卵」(日本語全文)、人物論や小説論、心にしみる音楽や人生の話…多岐にわたる文章のすべてに著者書下ろしの序文を付したファン必読の69編!お蔵入りの超短篇小説や結婚式のメッセージはじめ、未収録・未発表の文章が満載。素顔の村上春樹を語る安西水丸・和田誠の愉しい解説対談と挿画付。

目次

序文・解説など
あいさつ・メッセージなど
音楽について
『アンダーグラウンド』をめぐって
翻訳すること、翻訳されること
人物について
目にしたこと、心に思ったこと
質問とその回答
短いフィクション―『夜のくもざる』アウトテイク
小説を書くということ
解説対談 安西水丸×和田誠

著者等紹介

村上春樹[ムラカミハルキ]
1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。’79年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『国境の南、太陽の西』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)がある。『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、紀行文、翻訳書など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

383
今まで読者の目に触れることが少なかった春樹さまの受賞のあいさつ、ジャズや翻訳周辺のエッセイなどをまとめた一冊。わたしにとっては、これは彼の既読作品の隙間をつなぎ合わせる接着剤?膠?的な作品集だった。まずは「壁と卵」(エルサレム賞・受賞のあいさつ)、もうこれだけでノーベル平和賞だろ?もしくはミカママ平和賞を差し上げたい。そして「ビリー・ホリディの話」、読み終わってカラダが震えた。わたしの生きている間に彼以上の作家は現れないだろうし、彼と時代を共にできたことに感謝、である。2018/06/24

ムッネニーク

118
94冊目『村上春樹 雑文集』(村上春樹 著、2015年11月、新潮社) 小説家デビュー時から近年まで、村上春樹が書いたエッセイや超短編小説、文学賞受賞時の挨拶など、単行本未収録の雑多な文章を一つ所に纏めて収録したもの。 ものすごくマニアックな内容で、村上春樹のコアなファンに向けられたものではあるのだが、一つ一つの雑文は短いながらも読み応えがあり退屈しない。 巻末には安西水丸×和田誠の対談が収録。 〈もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます〉2023/10/25

はるを

89
🌟🌟🌟🌟🌟。「現代日本作家は二種類いる。村上春樹か、そうじゃないか。」以前ラジオで聞いた彼を高く評価した言葉。やっぱり何かこの人はカッコいい。俺にはない要素をたくさん持っているから二十代の頃から憧れてた。この作品も面白かった。サクサクッと読めるかなと思ってたが、読了後は読み応え充分でお腹一杯。これだけ内容の凝縮された作品を「雑文集」と言い捨てるイヤなカンジも村上節か…。笑。俺は落語で言うトコロの本題に入る前の所謂、枕詞が好きなので、特に「あいさつ・メッセージ」の章が笑えて何か好きでした。2015/12/17

chantal(シャンタール)

87
村上さんの色々な雑文を集めたもの。エルサレム文学賞の受賞式に出席する事には当時のガザ騒乱のため、かなり非難が殺到したらしい。その受賞の挨拶「壁と卵」を読んでなぜか涙が止まらなかった。ああ、だから私はずっと村上文学が好きだったんだなと、初めて分かった気がした。村上さんが言うように文学で世界は変えられないかもしれない。でも、歌もそうだけれど、私や誰かの心にほんの微かではあっても、希望や勇気の明かりを灯す事は出来る。他の雑文も心揺さぶられるものが沢山。これからも素晴らしい作品を書き続けて欲しい。2020/06/28

nico🐬波待ち中

73
お正月の「福袋」を開ける感じで読んでほしい…。前書きにある通り、色々な話の詰まったエッセイ集。お気楽に読んでいたけれど、付箋を貼りたくなる文章が続出!小説の最終的な判断を読者に委ねる話、歳を取ることについての話、翻訳の話、身体にいびつを感じたらバッハを弾く話、そして1995年に日本中を震撼させたあの話…読んでいて思わず唸ったりクスッとなったりしみじみしたりと色んな感情が沸き起こる。そして何度か出てきた「書き続ける」ことの大切さ。村上さんにはこの先もずっとマイペースに、思ったことを書き続けていってほしい!2016/10/18

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