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出版社内容情報
わたしは“後宮”で、生きる-----!
オスマン帝国皇帝スレイマン1世は
大宰相イブラヒムと共に
欧州遠征の第一歩としてハンガリーへと向かう。
一方、首都イスタンブルの後宮に残された
スレイマンの寵姫ヒュッレムは
皇太后に次ぐ権力を持ちながらも
己の息子一人守れないかもしれないという
厳しい現実に直面していた。
誰も殺されずにすむ後宮-----。
その理想を実現しようと心に決めるが!?
【編集担当からのおすすめ情報】
イブラヒムと別れを告げ、後宮で生きていくことを心に決めたヒュッレム。
遂にこの巻で彼女のこれからを決める大きな出来事が起きます。
それは一体?
これから急展開必至! お楽しみに!
篠原 千絵[シノハラ チエ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るぴん
26
レンタル。確実にスレイマンの血を引く第3皇子セリムを皇帝にしようとするイブラヒム。誰も殺さない、殺させない後宮を目指したいヒュッレム。やはり史実通り溝を深めていくんだろうけれど、かつて愛し合った2人だと思うと、より切ないなぁ。それにセリムは2人の兄に比べると皇帝の器ではないような印象。どうなっていくのか…。2019/02/20
どあら
26
皆様のレビューを読んでいて気になりました。確かに絵の仕上がりはあんまりですね。残念…(^^;)2018/12/27
Kana
22
なかなか新刊が出ないので楽しみだった。ヒュッレムも将来どうするのか、将来どうしたいのか考えて動かなくてはいけないことあって大変そう。ハディージェの恋の行方も気になる。続きが来年の秋なんて先すぎてかなしい。 2018/12/11
きいろ
16
プレゼント本。イブラヒムって自分のことばっかり。。ハディージェが唯一 好感持てる人2019/03/20
流言
13
『これほどの幸福を返さなくていいの?』別に良いんじゃないかな……。他人のためじゃなく、自分がしたいように生きたほうがあとで自分に対して言い訳をしなくて済むような気がするよ。まして、奴隷として売られてきた不幸を思えばなおのこと。もっとも、イスラム圏では喜捨って考え方があるし、現代とも価値観が違うということもある。結局のところ、自分が納得出来るように生きるというのが大事なことだと思う。しかし、当時のオスマン帝国ってハンガリーを征服してもうちょっとでウィーンにまで到達しているところだったんですねえ。強過ぎるよ。2019/11/30