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出版社内容情報
今は亡き勇者たちに捧ぐ後日譚ファンタジー
勇者ヒンメルの死をきっかけに
“人を知る”旅を歩む魔法使い・フリーレン。
目指すは“魂の眠る地”――魔王城がある場所。
北部高原へ進み、遭遇するは七崩賢・黄金郷のマハト。
物語は、黄金都市に残る記憶を投影する。
英雄たちの“昔日”を描き出す後日譚(アフター)ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンゴ
121
不思議な空気感が好き2022/09/16
ゼロ
91
序盤は北原高原の旅路。橋を作り続けるドワーフ。200年も生きていたら、なかった村も誕生する。また勇者ヒンメルの手記をフリーレンに贈るのは粋ではないか。そして、始まるのは黄金郷のマハト編。この話は、試験編でデンケンが匂わしていたもの。ガッツリとデンケンの過去と現在が交差する。デンケンは妻との思い出である村を元に戻すために、マハトと会話を続ける。マハトは、「悪意とは何か?」と好奇心を持ったがために、人間と共存している。フリーレンは戦闘体制に入るも勝てないのは分かる。では、過去の記憶に鍵があるのか?過去に飛ぶ。2023/11/07
眠る山猫屋
80
北への旅は続く・・・そろそろ世界地図が欲しい・・・。さて、黄金に変えられた都市ヴァイゼと七崩賢マハトを 巡る物語へ。魔法試験で知り合ったデンケンの大切な記憶への決着のつけ方を見過ごせないフリーレン。大事な記憶を想い出し立ち返ることは逃げではなく、とても大切なことだから。そしてこの物語のひとつの基幹である〈人間と魔族は絶対に理解し合えない〉というテーゼを揺るがせているかもしれないマハトという存在。マハトが人間に寄せる好奇心は決して愛情ではないが、変化のきっかけになるのだろうか?2022/09/16
南北
59
黄金郷のマハトを監視するデンケンに協力することになったフレーレン一行。デンケンの故郷が近くにあることもあって、レルネンから引き継いだ仕事だ。マハトはこれまでの魔族とは違って、人類を彼なりに「理解」しようとしている。ただし魔族なので、どうしても人類とは異なった認識での「理解」になってしまう。黄金都市に変えられた城塞都市ヴァイゼを元に戻すためにもマハトを倒すだけでは問題解決にならない。マハトのように内面を掘り下げて描写された魔族はこれまでになく、マハト編がどう展開するのか楽しみになってきた。2024/04/21
こも 零細企業営業
55
デンケンとレルネンが同期の昔馴染みだったとは、、そのレルネンは精神魔法が得意な2級魔法使いのエーデルと共にマハトが封印されてる黄金郷に潜入して、マハトに装着されている"支配の石環"の修復を試みるも。石環は何処も壊れていなかった。それならとマハトから記憶を引き出し、それをデンケンへ与えデンケンは黄金に変えた者達を解除する方法を探す。そこにフリーレンが合流してマハトと面談すると、デンケンはマハトが仕えた貴族の血族で幼少の頃に彼に魔法を教えたのがマハトだと説明。マハトは共存のために殺し合おうと言う。謎だ、、2023/08/23