出版社内容情報
行ってはいけない!!
アジアのシリコンバレー・深センをさまようネトゲ廃人、広州に出現したアフリカ人村、内モンゴルの超弩級ゴーストタウン、謎のゆるキャラ勢揃いの共産党テーマパーク、さらには日本や東南アジア、さらには北米カナダまで。現代中国を炙り出す弾丸ルポルタージュ11連発!!
ようこそ、ちょっと不思議で、心底怖い中国の旅へ。
「さいはての中国」は、単純に地理的な辺境地帯だけを意味するわけではない。それは、誰も気にとめず注意を払わない、現代中国の未知なる素顔を意味する言葉のつもりである。――「序章」より
【編集担当からのおすすめ情報】
天安門事件の「その後」を描いた『八九六四』が各紙で大絶賛された安田峰俊氏による最新作。次なるテーマは「さいはて」です。といっても、いわゆる「クレージー・ジャーニー」とは趣を異にします。著者が選んだ取材先は、深センや広州、プノンペンやトロントなど、アクセス的には困難ではない土地です。しかし、本書を読めば分かるとおり、これらの地はそれぞれの理由で、観光客には辿り着けない「奥地」であり、中国が外部に見せたくない「素顔」も垣間見えます。数々の社会派ルポを発表してきた著者の新境地を、お楽しみください。
【序章】 中国人による中国人のためのチャイナタウン 埼玉県川口市
【第1章】 中国のシリコンバレーをさまようネトゲ廃人たち 広東省深セン市
【第2章】 10万人の黒人が住みつく「リトルアフリカ」に潜入 広東省広州市
【第3章】 「習近平の聖地」を巡礼してみた 陝西省富平県・延川県
―コラム― 中国共産党テーマパークで遊ぶ 湖北省武漢市
【第4章】 突如「新首都候補」にされた田舎町 河北省「雄安新区」
【第5章】 ゴーストタウン「鬼城」の住人たち 内モンゴル自治区
―コラム― 世界一のラブドール工場を見学 遼寧省大連市
【第6章】 日本の友好国が「赤い植民地」と化した カンボジア・プノンペン特別市
【第7章】 新「慰安婦博物館」と元「中国人慰安婦」の虚実 江蘇省南京市
【第8章】 カナダの「反日グランドマスター」に会う オンタリオ州トロント市
安田 峰俊[ヤスダ ミネトシ]
著・文・その他
内容説明
ようこそ、ちょっと不思議で、心底怖い中国の旅へ。“アジアのシリコンバレー”深〓(せん)をさまようネトゲ廃人、広州に出現したアフリカ人村、内モンゴルの超弩級ゴーストタウン、謎のゆるキャラ勢揃いの共産党テーマパーク、さらには、日本や東南アジア、北米カナダまで。未知なる中国を探し求める著者は「さいはての地」で何を見たか?現代中国を炙り出す弾丸ルポルタージュ11連発!
目次
序章 中国人による中国人のためのチャイナタウン(埼玉県西川口)
第1章 中国のシリコンバレーをさまようネトゲ廃人たち―広東省深〓(せん)市
第2章 10万人の黒人が住みつく「リトルアフリカ」に潜入―広東省広州市
第3章 「習近平の聖地」を巡礼してみた―陝西省富平県・延川県
第4章 突如「新首都候補」にされた田舎町―河北省「雄安新区」
第5章 ゴーストタウン「鬼城」の住人たち―内モンゴル自治区ウランチャブ市・オルドス市
第6章 日本の友好国が「赤い植民地」と化した―カンボジア・プノンペン特別市
第7章 新「慰安婦博物館」と元「中国人慰安婦」の虚実―江蘇省南京市
第8章 カナダの「反日グランドマスター」に会う―カナダ・オンタリオ州トロント市
著者等紹介
安田峰俊[ヤスダミネトシ]
1982年、滋賀県生まれ。ルポライター。立命館大学人文科学研究所客員研究員。立命館大学文学部卒業後、広島大学大学院文学研究科修士課程修了(専攻は中国近現代史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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岡本
HANA
謙信公
roatsu
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん