出版社内容情報
文壇随一の”坂バカ”作家が自らの体験を基に書いた「50歳からのヒルクライム入門講座」。イラスト図解多数で面白くてタメになる!とりわけこれから自転車(ロードバイク)を始める中高年向けアドバイスは完璧!
内容説明
中高年初心者に、やさしく徹底伝授してくれる入門ガイド。ロードバイクの選び方・買い方で必要な中高年特有の注意点とコツ。練習方法、体のつくり方。ヒルクライムの楽しさ・面白さ。エントリー手続きやレース準備ガイド。レース一覧、ほか、「高千穂流」上達術を至れり尽くせり解説。
目次
第1章 坂嫌いから坂バカへ
第2章 はじめてのヒルクライムレース
第3章 いきなりロードバイクを買う
第4章 パーツとウェア
第5章 とりあえず走ってみる
第6章 いよいよレースにエントリー
第7章 自転車を徹底的にいじる
著者等紹介
高千穂遙[タカチホハルカ]
1951年、名古屋市生まれ。2009年まで日本SF作家クラブ会長。本格的なスペース・オペラを日本で初めて手掛けた。『クラッシャージョウ』『ダーティペア』などベストセラー著作多数。40代で高血圧・高脂血症・肥満など成人病の症状に悩まされ、齢50にして一念発起、ロードバイクに熱中。わずか2年で24キロもの減量に成功(体脂肪率24%→10%)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kubottar
6
50代のこれからロードバイクを買う向けの本なので、世代間格差による違和感が少しあります。しかし、山を登るといういわば苦行に対する色々なアドバイスには、筆者の熱さが文章から伝わってくる。2011/09/06
たかこ
4
坂バカ予備軍な息子が読んでいたので、手にとってみた。重さ!重さ!って言ってばっかりで練習してこい!と思っていたけど、重さって重要なのね(笑)まぁ、高千穂さんと違って息子は若いから気合でなんとかしてもらうことに期待。ヒルクライマーって、なんでそんな苦行をわざわざ…と思うけど、登りきることで何でもやり遂げる精神力がつきそうな気がする。クライマーの方、尊敬します。2015/01/06
Motoki Horio
3
ヒルクライム入門書。坂登りたいな。2016/08/03
最後の羅針盤
3
Q. 自転車で山登りってマウンテンバイクですか? A. いいえ。ロードバイクで舗装道路を延々と、標高何百メートルも上ります。 Q. 自然満喫で気持ち良さそうですね? A. いいえ。脚つき禁止の掟もあり、息が血の臭いがするくらい追い込まれるので、景色を眺める余裕はありません。 Q. でも下りは楽しそうですね? A. いいえ。寒さで凍えるし落車は恐いし、登り坂だけで、下りがなければ幸せなのにとさえ思います。 Q. ・・・Mですか? A. 正解。2013/02/22
Hiroshi Ohno
2
決してヒルクライマーになりたくて読んだのではない。坂バカとはどんな世界なのかと興味本位でチラッと覗いてみたかっただけだ。そして、読み終えた今でも坂を登りたいとは思わない。可能であれば坂は避けて通りたいヘタレで構わない。ただ、そうであっても坂を完全に回避することはできないので、それに対する耐性をつけるうえでのLSDなどのトレーニング方法は参考になるかもしれない。 ☆☆☆★★2016/09/20