出版社内容情報
世界の名画を鑑賞する部屋、ピカソになったつもりで絵を描く部屋など、30の部屋で構成した美術館。
内容説明
ようこそ、ひらめき美術館へ。「ひらめき美術館」は、みんなでつくる夢の美術館です。「ひらめき美術館」は、どこから見ても、いつ見てもいい美術館です。「ひらめき美術館」は、みんなが参加し、楽しく遊べる美術館です。「ひらめき美術館」は、感じること、味わうこと、想像すること、そして自分で挑戦してみることを、大切にする美術館です。さあ わくわくするアートの世界を「ひらめき美術館」で心ゆくまで楽しんでください。本書は、1995年4月より「朝日小学生新聞」に連載中の『結城昌子のひらめき美術館』を全面的に加筆修正の上、再構成したものです。
目次
なぞのほほえみ
ぜんぶ野菜とくだもの
おもしろい顔、へんな顔
江戸時代のふたりの女
あなたはだ~れ?
人間の表情ってほんとにおもしろい
その人らしく描いた
気持ちが伝わってくるね
ピカソ気分いっぱいの絵を描いてみよう
ピカソ気分で展覧会〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
23
有名な作品がたくさん。でも私は誰のとわからないものもあったので、楽しめました。2016/09/07
はるる
8
アルチンボルトの絵、最初は肖像画に見えなかった子どもたちですが、果物や野菜、麦穂などだけで構成されていることが見えてくるとおもしろくなってくるみたい。 中学生の頃、授業がつまらないと、教科書のアルチンボルトの絵をひたすらに眺めていたことを思い出す。 よくよく見るって読書に通じる。本が好きな子は文章を追えるだけでなく、絵もよく見ることができる。 ただ見て面白がることができない子も、少し手伝えばおもしろさがわかってくる。これは文章にも通じます。2020/01/10
さく
7
美術館に見本が置いてあったので。小学館アートブックシリーズ。子ども向けですが、ついつい何冊も見ちゃいました。2015/05/04
しろくま
6
このシリーズおもしろいです。3館、2館と読み、1館へ。モナリザ、写楽、クレー、ピカソ、モネ、ルノワールなど、有名なものもたくさん紹介されていますが、マグリット、ダリ、ミロなどシュルレアリスムの作家の作品も紹介されているのがよかったです。ピカソの描いた女性の顔半分を隠して見てみたり、『ヴィーナスの誕生』のヴィーナスのポーズのシルエットクイズをしたりして楽しめました。2016/11/02
k66gunso0822
3
読み聞かせ本200 美術の造詣に深くなりそうと思い読みましたが、子どもたちは、裸の絵や像が出てくるたびにきゃーきゃーしてました(笑)2012/02/21