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出版社内容情報
吹雪の夜、雪女に命を助けられた男は、数年後の吹雪の夜に美女と出会い、夫婦となります。そして幾年かが過ぎた吹雪の夜…。雪国に伝わる怖ろしくも哀しい物語を、中脇先生と佐竹先生のコンビでおおくりします。
中脇 初枝[ナカワキ ハツエ]
著・文・その他
佐竹 美保[サタケ ミホ]
イラスト
内容説明
むかし、むかし、ふぶきのよる、七つになるむすこは、おそろしくもうつくしいあねさまと出あう。―出あったことを、けっして人にかたってはならない―。そのやくそくをまもってくらしていたむすこだが…。ゆきがふるたびに語られてきたおそろしくも美しいゆきおんなのおはなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クリママ
32
視点、構図のすてきな絵。音読すると、なおしっとりと怖い中脇初枝の文。2016/06/26
まめ
15
絵が綺麗でした。読み聞かせしたけれど、雪女が怖かったようです。2018/02/03
ゆきのひ
15
ゾクっとする程、怖くて美しい話。雪女の話は、小さい頃から妙に好きです。雪女は子供が可愛かったのだろう。子を想う気持ちが胸を締め付ける。息子も妻だからこそ、昔話をしたのだろうが、約束を守れなかった。う〜ん、切ない。2015/12/15
あおい
12
しっとりとしたお話と美しい絵。「殺すに殺されねぇ」と言い赤ちゃんを抱いて去ってゆくゆきおんなの想いが悲しい。なんで話しちゃうかなぁ。2020/02/05
ochatomo
12
東京都青梅市の話を元にしたという小泉八雲作に似ており、最後は子どもを一人抱いて去っていく 2009刊2019/03/09