出版社内容情報
月刊「おひさま」の読者アンケートで人気の高い世界の名作24編を、それぞれ一流作家の文章と絵で絵本化しました。世界名作の愛読者のみならず、有名作家のファンなど幅広い層に受け入れられる絵本です。
すえよしあきこ［スエヨシアキコ］
著・文・その他
中島 潔［ナカジマ キヨシ］
イラスト
内容説明
さむい歳の暮れ、マッチが一本も売れず、街角で途方にくれる少女。疲れきって、こごえそうなからだをあたためようと、少女はマッチをすります。すると、あたたかく、美しい夢の世界が現れて、少女をやさしく包み込みますが…。アンデルセンが贈る、せつなく美しい世界。
著者等紹介
末吉暁子［スエヨシアキコ］
１９４２年、神奈川県生まれ。児童書の編集者を経て、創作活動に入る。『星に帰った少女』（偕成社）で第１１回日本児童文学者協会新人賞、第６回日本児童文芸家協会新人賞、『ママの黄色い子象』（講談社）で第２４回野間児童文芸賞受賞。『雨ふり花さいた』（偕成社）で第４８回小学館児童出版文化賞受賞
中島潔［ナカシマキヨシ］
１９４３年、中国東北部（旧満州）生まれ。独学で絵を学び、広告会社のアートディレクターとして数々の賞を受賞。１９８２年、ＮＨＫ「みんなのうた」のイメージ画を手掛け、一躍全国的に注目される。その後は、童画や女性画などを精力的に発表し、１９８７年のボローニャ国際児童図書展グラフィック賞をはじめ数々の賞を受賞。現在も国際的に活躍している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP＠ehon.gohon
21
有名な物語ですが、どこか独自性を感じました。 中島潔さんが描かれているからかもしれません。 マッチ売りの少女のあどけなさは、少し悲壮感から距離をおいて可愛さを感じます。 そして幻想的な風景のなかで、児動画として際立っているように思います。 それだから、一層に切なさを感じるのでしょう。 絵には登場しないのですが、少女にマッチ売りを強いている父親には怒りを感じました。2021/01/18
千尋
5
アンデルセン童話でおなじみ『マッチ売りの少女』＊世界中に愛される切なくて感動する物語＊中島潔さんの挿絵がとても美しかったです＊＊１２月にぜひ読んでもらいたい一冊＊＊2011/12/15
二条ママ
4
次女小1。学校図書館本。名作だけど、娘には初読みだった。悲しくて涙を流した。2023/12/25
おはなし会 芽ぶっく
0
【素話 おはなし会】2012/12/09
こやまるぅ
0
短編集…みたいな？童話好き！2012/07/14
