出版社内容情報
なんか気になる、へんてこりんな絵本
「今日はこれからうしに登ります。どのうしにしようかな?」
男は無事「うしとざん」ができるでしょうか。
つかんで ぎゅ! つかんで ぎゅ! 短い前あしの毛をつかんで登ります。
ようやくたどり着いたうしの背中には、なにが待っているのでしょう。。
うしに登って下りてくる、著者の魅力が詰まったへんてこりんな脱力ストーリー。何度も読むうちに、なんか気になって手放せない、そんな絵本の登場です。
【編集担当からのおすすめ情報】
何回読んでもニヤニヤしてしまう絵本が出来ました。
予備知識はなんにもいりません。さあみなさん、高畠那生の世界へようこそ。
内容説明
やあどうも。これからうしに、のぼりませんか?
著者等紹介
高畠那生[タカバタケナオ]
1978年生まれ。東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。『ぼく・わたし』(絵本館)で絵本作家としてデビュー。『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で日本絵本賞受賞。絵本の作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
83
ナンセンス絵本。「きょうはこれから、うしにのぼります」「なぜのぼるのかって?そんなこときいちゃあいけません」牛の背中に牛がいて、レンタル自転車で走っていけば、腹が減って飯屋でごはん。帰りはしっぽを伝って降りる。あぁ▽なぜのぼるのか
とよぽん
68
だれもできない発想に驚きの連続だった。「めしや」での食事が特に面白かった。お隣の方はだれ? 天丼がおいしそうで、うしのせなかにいるのを忘れてしまう。そして最後は、そうくるのか・・・。これ、読み聞かせにはどうなのだろう。2021/04/20
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
59
これこそ高畠ワールドですね。いや、この奇抜なアイディアに笑っちゃいました。今年が丑年だからでしょうか。うしとざん…牛登山なんですね。登れるものなら登ってみたいと思ったけれど、最後のオチを見てノーですね(笑)。2021/03/14
ほんわか・かめ
49
うしとざんなるレジャーがあって、かなりの人気らしいです(*´ω`*)それぞれ思い思いに楽しんでいる様子で良き良き。2021/01/11
chiaki
45
高畠さんらしさ全開のシュールナンセンスな1冊でした!うしの背中ってあんなことになってたんだ!笑 最後無事下山も、思わず苦笑い〰️。来年の干支に因んでどうしても丑本集めちゃいます。 2020/12/21