出版社内容情報
ふろ好きの赤オニふたりがふろ屋に行くと?
ある日、赤オニのすけろくとせいはちは、人間の町のふろ屋に出かけます。
いたずら好きなふたりは人間たちをおどろかせたり、いっしょにさわいだり………。
でも最後は……?
岡田よしたかさんならではの、軽妙な関西弁とオチがゆかいなお話。
【編集担当からのおすすめ情報】
主人公のふたりは、前作「オニのきもだめし」で夜道をこわがっていた赤オニたち。今作でもふたりのいい感じに力の抜けたおかしみと、絵の中にしこまれたユーモアを、たくさん見つけて楽しんでください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yumiha
41
オニのお風呂なら血の池地獄やろか?熱湯地獄やろか?糞尿地獄やろか?という予想は外れた。な~んや、人間の行く銭湯巡りやんとがっかりしてたら、ワニのお風呂なんか入ったりして(この場面が好き)、おお!桃太郎ご一行さまもからんできて大騒ぎでござった。2022/04/22
chiaki
34
このシリーズ、愉快でとっても大好きです。人間を驚かせたろと風呂屋にやって来た赤鬼のすけろくとせいはち。悪巧みをしながらも、ナップサックをしょってる後ろ姿が愛らしい。計画通り人間を驚かせて調子に乗ってる所へやって来たのは、やっぱりあの人!!最後には青鬼のやたろうととめきちもやって来て、湯船はてんやわんやと楽しそう。最初と最後のおじいちゃんは同一人物!?みんなの表情も最高です。締めの川柳も面白い!これは読み聞かせしたいです。2020/09/06
ヒラP@ehon.gohon
31
鬼が風呂に入ったら、当然人間は逃げ出すのでしょうが、だんだんワケがわからなくなっていくドタバタ騒ぎです。 桃太郎にワニに、集まって来た上に、風呂場で野球ごっこ、当然怒られるでしょう。 悪ふざけが過ぎますが、読み終わって痛快な気分になれました。 少年野球チームの監督が女性というのが謎でした。2021/12/10
たまきら
27
久々に娘が「一緒に寝て」と可愛いことを言ってくれたので、久々に寝る前の読み聞かせをしました。大うけ。受けすぎてしばらく寝られなかったのでした、あはは。しかし娘ってかわいいな♡2021/12/15
しぃ
24
桃太郎の話を知っている年齢ならば楽しめます。細かいところまでネタが効いてて楽しい。岡田さんの関西弁読み聞かせにもかなり慣れてきました。2020/07/22