土偶を読む図鑑

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土偶を読む図鑑

  • 竹倉 史人【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 小学館(2022/04発売)
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  • サイズ B5判/ページ数 108p/高さ 18X19cm
  • 商品コード 9784096823965
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0072

出版社内容情報

土偶はフィギュア!?見てナットク土偶図鑑

【NHK総合1 歴史探偵「縄文レボリューション」に著者・竹倉氏出演!】

2021年4月に晶文社より刊行された書籍、『土偶を読む』(著/竹倉史人)のユニークな新説(土偶は植物や貝類をかたどったフィギュアである)を、豊富な写真やイラストで読み解くビジュアル図鑑です。

竹倉説の証拠となる10種の土偶(ハート形土偶/中空土偶/合掌土偶/山形土偶/結髪土偶/刺突文土偶/星形土偶/みみずく土偶/遮光器土偶/縄文のヴィーナス)に加えて、『土偶を読む』には載らなかった国宝、重要文化財の土偶を多数掲載。本書で初めて言及される最新の竹倉説で読み解く土偶も収録します。

同年7月には北海道と北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産に登録され、縄文時代や土偶に注目が集まっています。妊娠した女性を象ったとされる従来の土偶論を覆し、考古学者も驚愕した竹倉説を楽しみつつ、縄文人の美意識に触れる「アートブック」としても手にとっていただきたい一冊です。

【編集担当からのおすすめ情報】
土偶は妊娠した女性像ではなかった!?

昨年、土偶の新説「土偶は植物や貝類をかたどったフィギュアである」により日本中で話題となった竹倉史人先生。
『土偶を読む』で語りきれなかった最新説を盛り込んだ図鑑です。

同年12月にはサントリー学芸賞も受賞した竹倉土偶論。これが日本のスタンダード、さらには世界のスタンダードになる日も近いかもしれません!
この本を手に、土偶を所蔵する全国の美術館/博物館めぐりをお楽しみください。

内容説明

「土偶は植物をかたどったフィギュアである」という土偶の歴史を覆す「竹倉新説」で話題騒然。イコノロジー(図像解釈学)と実証データ(考古学)の両方を用いて、土偶のデザインを「解読する」過程を豊富な図版によって追体験できるビジュアルブック!

目次

1 縄文時代土偶基礎知識(全国土偶出土マップ;土偶年代別グラフ;各期の土偶 ほか)
2 竹倉流土偶の読み方(堅果類モチーフの土偶;貝類モチーフの土偶;穀類モチーフの土偶 ほか)
3 新発見の竹倉土偶論(縄文の女神;仮面の女神;バンザイ土偶 ほか)

著者等紹介

竹倉史人[タケクラフミト]
1976年、東京都生まれ。人類学者。慶應義塾大学法学部、武蔵野美術大学映像学科を中退後、東京大学文学部宗教学・宗教史学科を卒業。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程満期退学。独立研究者として執筆・講演・大学講師などの活動を行っている。世界各地の神話、儀礼、考古遺物の分析を通して数万年におよぶ人類の精神史(インテレクチュアル・ヒストリー)を研究中。著書に『土偶を読む―30年間解かれなかった縄文神話の謎』(晶文社、第43回サントリー学芸賞&第24回みうらじゅん賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

97
2022.5.3土偶を読む図鑑 「土偶は、縄文人が食べていた植物を象ったフィギアである」前著「土偶を読む」で著者の説は目から鱗であった。この図鑑で、土偶と縄文人が食べていたであろう植物を並べてみせて、その説を裏付ける試みをしている。著者は神話を研究していた人類学者だが、考古学者はこれをどう評価するのか?ハート型土偶はオニグルミの割面、合掌土偶や中空土偶は栗など、形状のみならず生育分布と出土分布に一致が見られる。椎塚土偶とハマグリも形と、浜の栗という語源も縄文人にとって植物のように考えていたとあり納得する。2022/05/03

やいっち

76
同氏の評判を呼んだ前著『土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎』に次ぐ本…図鑑。「竹倉史人氏のユニークな新説(土偶は植物や貝類をかたどったフィギュアである)を、豊富な写真やイラストで読み解くビジュアル図鑑」という謳い文句に文句なし。  ひたすら楽しんだ。2022/08/29

tamami

58
昨年度、サントリー学芸賞を受賞した『土偶を読む』のビジュアル版。土偶=植物の精霊説が、全ページカラーでより詳しく、新たに付帯する考察も紹介されていて、竹倉先生やったね!という一冊に仕上がっている。長野県人としては、最初のエピソード、お母様の故郷上田でオニグルミを食したことが学説を展開させる切っ掛けとなった、というのも嬉しい。先生は、縄文時代には神話はなかったが、その代わりに土偶がヒントを与えてくれるかもと、土偶研究に入られたという。文字はなかったが「形」という言葉はあった。何かそんなふうに考えると楽しい。2022/04/23

井月 奎(いづき けい)

44
前作、『土偶を読む』がとても面白かったのですが(祝!みうらじゅん賞受賞)、こちらも実にいいです。図や写真がカラーで大きいので土偶とその元である穀物や貝などとの差異や似ているところがよくわかります。前作にはなかった世界の歴史的な偶像と穀物の関係性への言及も興味深く読めます。いや、魅力的な新説を目の当たりにする喜びは大きいです。 2022/08/07

たまきら

37
楽しみにしていたフルカラーで展開する竹倉説。考古学者でもないのに…と批判する人にも、ぜひ笑ってもらいたいな。日本人は昔からゆるキャラ好きなのかもなあ…とか、21世紀を生きる人間が妄想できるありがたさよ。土偶最高!…まだ出てこないかなあ…♡2022/05/25

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