神の島 沖ノ島

個数:
  • ポイントキャンペーン

神の島 沖ノ島

  • 提携先に3冊在庫がございます。(2024年04月28日 06時49分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A4判/ページ数 136p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784096820810
  • NDC分類 748
  • Cコード C0071

出版社内容情報

八万点の国宝を伝える最後の秘境

玄界灘を航行する船は激しく揺れている。ふつうの人なら立って歩くことすら困難な状況の中、船の舳に立つ藤原新也は、足元を支えながら前方に見えてきた島影に挑んだ--。玄界灘の荒海に浮かぶ沖ノ島。島全体が御神体であり、女人禁制。一般の人の入島は厳しく制限され、一木一草一石たりとも持ち出してはいけないという掟を今なお守り続けている。入島の際には一糸まとわぬ姿となって海水で禊をしなければならないこの島は、四世紀から九世紀にかけて国家による祭祀が連綿と続けられてきた。古代人は島内に点在する巨岩巨石を磐座とし、日々祈りを捧げ続けてきた。奉納された御神宝は十数万。昭和になって初めてその全貌を現わした品々は八万点が国宝に指定され、今も多くの御神宝が島に眠っている。自然に対する“祈り”と“敬い”の並々ならぬ強度を目の当たりにした藤原新也(写真家)が幻想的な島内を撮影。直木賞受賞の作家安部龍太郎がこの地を支配した古代宗像一族の謎に迫る。

著者等紹介

藤原新也[フジワラシンヤ]
作家、写真家。1944年(昭和19)、福岡県門司市(現北九州市)生まれ。東京藝術大学油画科入学直後に国外を脱出し放浪、72年に処女作『印度放浪』を発表。さらにその後も、世界各地を放浪

安部龍太郎[アベリュウタロウ]
作家。1955年(昭和30)、福岡県黒木町(現八女市)生まれ。久留米高専卒。東京都大田区役所で図書館司書を務めながら小説家を志し、90年『血の日本史』でデビュー。05年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞受賞。13年に『等伯』で第148回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

44
小説「姫神」と共鳴する写真集。救済と畏怖の念により、沖ノ島は神の国になったんだねんのねん。存在感・生命力溢れる、巨石・大木・荒波…に圧倒されるよ、為五郎。これまで克服することができなかった、敵意とエゴイズムを、絶対なるものへの信仰を拠り所として乗り越えなければ、人類は22世紀を迎えることはできないってんだ、べらんめえ。2018/11/24

HIRO1970

29
⭐️⭐️⭐️新也さんと安部さんの沖島『おきのしま』の写真集と解説兼紀行文。玄界灘のほぼ中央に孤立した断崖絶壁の島の意外な今の姿と紀元400年頃から連綿と続く信仰の島である事を初めて知りました。海の正倉院と言われる存在を過去・現在・そして未来も支え続けるであろう宗像氏。渡来系の多数の人々がルーツへの唯一の航路を神の道としてその経路の要所に社務所を設けるのは理解出来ました。今の山陰地方は日露戦争までは文化面で川上であり日向であった事がよく理解出来ました。今時、禊みそぎ、女人禁制、島ごと御神体とは驚きました。2014/07/05

にがうり

23
今や世界のどこを探しても、秘境なんてないんじゃないかと思っていたら、ありました日本に。島全体が御神体、許可なく一般人の上陸禁止、女人禁制、古代の財宝ザクザク。こんな島があったとは! 当の藤原氏も、取材の依頼があるまで知らなかったそう。巻頭の沖ノ島航海録、写真に続き、巻末は安部龍太郎氏の宗像一族の物語。ノンフィクションとフィクションが合体した不思議なつくり。世界遺産登録で、神の島の上をドローンが飛んだりするんじゃないかと危惧していたら、一般人の上陸全面禁止のニュース。こういうところが一つや二つあってもいい。2017/07/16

入江

15
図書館本。どういうこと?! 本当に、今も続く話ですよね。この島が実在するんだから、世界は面白い。 2021/04/03

びぃごろ

14
日本書紀。天照大神は三人の娘を九州筑紫へ派遣した。宗像大社が祀るこの三女神は市杵島姫神(辺津宮/田島)、湍津姫神(中津宮/大島)と田心姫神(沖津宮/沖ノ島)である。沖ノ島自体が御神体で今でも女人禁制、上陸には全裸で海に入り禊をするという。神職が1人駐在し、10日交代で日々の務めを行っていると・・・。藤原さんの巨岩の島の写真に圧倒される。宝物写真も。安部さんの物語も興味深く読む。そうだ!箒木さんの「日御子」は志賀島の金印でした。 2014/10/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6768683
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。