出版社内容情報
"銃弾飛び交う戦場でも、極寒の南極でも、護送中の凶悪犯罪者とでも…を信条に、報道カメラマン""不肖・宮嶋""こと宮嶋茂樹が撮り続けたスクープ写真と、本人書き下ろしによる秘蔵エピソード満載の初作品集！！"
イラク、アフガン、コソボ、サラエボ、ルーマニア?報道カメラマン“不肖・宮嶋”こと宮嶋茂樹が「いつでも、どこでも、誰とでも」を信条に20年間撮り続けたスクープ満載の初作品集。銃弾飛び交い硝煙漂う戦場での衝撃的瞬間、世間を震撼させたあの事件現場での奇跡の一瞬、誰もが震え上がったあの事故・災害現場での生々しいひとコマ……はもちろんのこと、世界で初めて密着した素顔の金正日や東京拘置所内で車椅子に乗った麻原彰晃など、決定的瞬間をとらえたスクープ写真ばかりを厳選採録。 宮嶋本人が飾らない関西弁で書き下ろした秘蔵エピソードとともに、思わず「シブイ！」とうなってしまうこと間違いナシの“写文集”!!
内容説明
カメラマンにとって写真は我が子も同じ。我々の仕事の半分は、その我が子を捨てるが思いで、その大部分の写真をボツにすることなのである。それにしても撮りに撮ったり、貯まりに貯まった二十年間。ここに紹介するは、長い眠りについていたり、ヤミからヤミに葬られていた大量の作品の中から、この不肖・宮嶋が厳選に厳選を重ねたシブイもんばっかである。私が出会った犯罪者だけで一千人以上。見てきた死体の山も、ゆうに一千体を越える。アンタが一生かかって撮るカット数を、我々は一日で撮りきってしまうのである。
著者等紹介
宮嶋茂樹［ミヤジマシゲキ］
１９６１年兵庫県に生まれる。日本大学芸術学部写真学科卒業後、『フライデー』の専属（契約）カメラマンを経てフリーに。９６年に東京拘置所の麻原彰晃の撮影に成功し、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞を受賞。現在は報道カメラマンとして、日本国内のみならずイラク、北朝鮮、アフガニスタン、コソボ…など世界各地を股に掛け精力的に取材を続けている。数多のスクープ写真と同時に迫真のドキュメントも発表し、読者からの熱い支持を得ている
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